2020/05/27

2020春 フォーメーション『岩壁セクション』編

こちらのセクションは、今年で3年目の花壇です。


徐々に進化していってます。


第一期に植えたカラミンサやオレガノ・ノートンズゴールドは、相変わらずモリモリして元気です。
それでも冬越し後は、前シーズンより株が少なくなってきています。
今年の秋は株分けしてみようかな。

去年まで沢山出ていたリナリア・プルプレア・アルバは、鹿か誰かに周りを掘られて一株と1本しか無くなってしまいました。


テグスの代わりに防護ネットを張った後、今のところは、毎回食われていたクサレダマやルドベキアなど、全く被害にあっておりませんし、花壇への侵入の形跡(足跡)もありません。

ただ、ただ、うれし〜〜〜〜い!
今年こそはルドベキア・マキシマの初開花なるか?

しかし、そこで気を抜いてはいけません。
鹿はその気になれば、ネット支柱なんか簡単に倒してしまうし。
鹿との知恵比べは、どちらかが滅びるまで永遠に続くのです。


そしてこちらが今シーズンの岩壁セクションのフォーメーションです。

土が合わなくて自然に消えたものや、ダメージで消えたところを埋めてみます。
古い土を取り除き、Ph計測器で土壌チェックもちゃんとして。(今までは市販の土に頼りっぱなしでイチイチ計測していませんでした)

それから、今までの平面的なデザインを立体的にしたいので、ちょっと実験。
ブッドレア、フィリペンドラ、ゲラニウム黒花フウロ、リナリアを、前後配置で。
しかし結果はそれぞれが大きな株になるまで、2〜3シーズンは待たないとね。


さて、芽吹きの5月。
こちらは4月最終週まで雪が降り、その後あっという間に緑が増えます。

これは5月5日と24日の画像です。

たった2週間で景色が変わります。

去年は今ごろから大雨が多くて、せっかく伸びた花が折れたり害獣によるダメージがあったりで綺麗に咲き揃わなかったのですが、今年はどうなるかな?
楽しみです!!

2020/05/26

2020春 フォーメーション『カラーガーデン』編

去年ダリアを植えたいが為に新設した『カラーガーデン』(← 今、命名。)

今年はレベルアップしました。
もともと岩が出ていた場所を界に、敷石を置いて2セクションに分けました。
これで内側のメンテも楽になります。

フォーメーションはこのように。


ピッチではこんな感じに攻め進んでおります。

ここは、去年ダリアを植えた途端に鹿の大被害を被って頑丈な柵を取り付けたので、圧迫感が出てしまうのがちょっと残念。

檻に入れられてる様で可愛そう・・・


ダリアといえば、なんと、去年植えた大型ダリアの株分けがイマイチうまくいかず、発芽したのがたったの4株。
「ベン・ヒューストン」と「シンドバッド」の2種類のみ😭😭😭。


「ファンタジー」は昨年早期の鹿の激しいアタックによるインジャードの為、新しい球根も付きませんでした。
それでも、オリジナル球根が発芽するかなと思って、しばらくポットで育ててみたのですが、全く発芽せず。チ〜ン。
ということで、補強のために新人を一株スカウトしました。
お名前は「ミセス マクドナルド・クィル Mrs. McDonald Quill」。
1954年にニュージーランドで作られたフォーマル咲きの古名花です。新人だけどお局様的な・・・😆。

トップにいる大型ダリアの周りは、ホワイトガーデン的な配色で。
そんな涼しげで爽やかな植物群から、2選手をちょっとご紹介。

セカンドトップと、踏石を挟んでサイドハーフには初期メンバーのフロックス・ホワイトパフューム。
可憐で華奢に見えて、実はとてもしなやかでタフなのです。
紫の差し色が美しい。


ボランチには新人のマツムシソウ。英名はスカビオサ。
薄紫の花弁と白のシベのコントラストが綺麗。ドーム型に咲く姿が可愛らしい。


さて大型カラフルダリア+ホワイトガーデンにメリハリを付ける為に、踏石の片側には鮮やかな配色の植物を配置。
可愛らしいポンポンダリア5色、ルピナス3色、ガザニアや耐寒マツバギクなどを投入。

現時点ではガザニアがイマイチ元気を見せてくれていないので、もしかしたら戦力外通告をする事になるかも・・・?

以上。
カラーガーデン、華やかで美しく出来上がるのか、開花が楽しみです。

次は、『岩壁セクション』へ ➨➨➨

2020春 フォーメーション『魔女の円庭』編

コロナ禍の影響で、我が家の庭づくり作業がはかどる、はかどる。
今年の春植えの苗を植え込みました。

まずはハーブを植えている『魔女の円庭』。

去年植えたガーデンセージとローズマリー2種類、アップルミントとスイートバジルが自然消滅。
スカスカになったので、交代選手を投入です。

*キャットニップ
*ジャーマン・カモマイル
*タンジー
*ヒソップ(パープル)
*ラムズイヤー
(画像のチャービルはレッドカードの一発退場。地植えには向かないことが判明し、ポット栽培となります)

そしてこれが 魔女の円庭2020 フォーメーション。

ピッチの状況
監督は外国株の楓です(右下)。
ハーブじゃないけど可愛いらしいのでそのままに。秋には紅葉するから綺麗だし。

今シーズンはこれで臨みます。

昨年は敵(鹿)に押さえ込まれてシーズンを終えたMFのエキナセア軍団は、新芽が出てくれて良かったです。
今シーズンは良い仕事をしてくれることを願うばかり。

以上、魔女の円庭からでした。

次は、『カラーガーデン』 

2020/05/25

北八ヶ岳山麓の庭木植物

高原地帯でも5月中旬になるとタンポポが綿毛を飛ばします。
かわいいけれど繁殖するのは御免なので、綿毛が飛散する前に摘み取ります。

こちらの低木は、庭にある不思議な形をした蕾の高原植物。
イボタヒョウタンボク。
名前も面白いです。
花は白〜淡い黄色。
蕾の形から花が想像しにくいのですが、ナルホド物体X的でした。
触覚が小さな虫を捕まえそう。

秋になると丸くて赤い実が付きます。

イボタヒョウタンボクは、山梨、長野、静岡周辺のフォッサマグナ地域限定の産地に生息する「フォッサマグナ要素植物」。
さらに特別感のある植物ですね。


こちらの樹はウワミズザクラ。
ブラシのような白い花が綺麗です。
サワフタギに似ていますが、花の中心とつき方が違います。 
そして、ウワミズザクラの実は赤いのに対し、サワフタギは綺麗なロイヤルブルー。

こちらはやっと蕾がついたミヤマザクラ。



2020/05/23

魔女の円庭にウバユリ

ハーブばかりを植えた円花壇に、去年『魔女の円庭』と名付けて丸一年。
テグスの鹿避けを張ったにもかかわらず、鹿に食われて咲かずに終わったり、豪雨で折れて立ち枯れ状態になったりした苗も 、しっかり新しい葉が出てきています。

そして円の真ん中あたりに、なんとウバユリが!
タネがこんな所まで飛んできたのね。

魔女の庭にはウバユリは良い雰囲気だと思うのですが、ハーブじゃないので、残念ながら抜かせていただきました。

功を奏でなかった鹿よけは、テグスをやめて鹿避けネットを張りました。
これが結構優れもので、黒色の細いプラスチックネットなので全く目立たない。
でもってハルセミの羽化場所に最適の様でした。

2020/05/06

山桜の咲く頃に、ダリアの地植え

ついに我が家の山桜が9.5分咲きとなりました。

最初は弱々しく情けない木で、花がつくようになったのがほんの5年ほど前でした。
それが今や、こんなに沢山咲くとは。嬉しいです。

花がお団子の串刺し状に咲いてます。


4月後半からこちらも随分暖かくなり、1日の最低気温が10度前後まで上がる日が続きました。
さて、去年購入したダリアですが、ここは寒冷地なので冬越しのために、11月に球根を掘り上げてコンテイナーにストックしておりました。

コンテイナーは玄関内に。なるべく摂氏10度をキープして。
(油断してると5度以下になってしまうので)

3月中旬、株分けをする為に球根を取り出してみると、どの球根も発芽点がほぼ全く出てません。
コンテイナーを発芽温度にしていないので当たり前っちゃ当たり前ですけど。

それでもこれかな〜と、発芽点であろう所をマーカーで囲っておいて、切り分けてみました。

切り分け、大丈夫かなぁ。合ってるといいなぁ。

切り分け後またもや不安定な天気が続き、雪まで降るので、バーミキュライトを入れた鉢に戻し、しばらく保存。



そしてやっと今週は夏晴れが続くので、いざ、地植えに。

支柱は在庫数が足りなかったので、とりあえず目印的に差しておきます。

一つしかない「ファンタジー」という球根の発芽点がどうしてもわからないので、一旦鉢植えに戻してみました。
鉢をしばらく陽のあたる暖かい室内に置き発芽を促せて、再度発芽点をチェックしてみようと思います。

そして今年は新たに、可愛らしいポンポンダリアも5株植えました。

赤、桃色、紫、白、黄色。
楽しみです!


と・こ・ろ・が・・・
翌日(今日なんだけど)、天候が急激に変化、すごい土砂降りにみぞれまで。
雨はそのまま7時間ほど降り続けまして・・・😰。

えー、植えた球根大丈夫かなぁ・・・。

そんなヤワな子達じゃないことを祈りつつ・・・
そして株分けした一つ一つの発芽点の場所が正解で、ちゃんと発芽してくれることを祈りつつ・・・

春の山林ガーデニング2020 その4

スミレちゃんがノートンズゴールドのタグからヒョッコリ
ここ3日の真夏日で、我が家の庭も緑の新芽がスクスクと育ってきました。
そこで、去年から気になっていた花壇の縁を綺麗に整えることに。

この春、花壇の縁に積んでいた石が霜のせいで崩れてしまいました。


円花壇の縁に配置したカラマツの丸太が結構使い勝手が良かったので、ストーブの薪用に玉切りしていた分を拝借して、花壇の縁に並べました。
2019.05.14
2020.05.05

カラマツの木の皮の模様は、装飾物としては良い感じですね。(薪としては、ボロボロになって周りが汚くなるしススが出るしでちょっと厄介ですが)
他にも、白樺の脇枝は強いので、崩れ防止用の杭に大活躍。
去年は母がいい仕事をしたおかげで手前だけ綺麗になっていた。
2019年
2020年
今回はエンドコーナーまで繋げました。
2019年
2020年


さて、いきなりですが、我が家に新しい車両が一台仲間入り。
 
半年前から膝関節を痛めてしまったので、庭仕事などのしゃがむ姿勢での作業が辛くなりました。
重いものを持って岩場や足場の不安定な斜面を歩くとか、やっちゃいけないことづくしの造園作業。
膝外来の先生にも呆れられちゃいました。

そこで、少しでも膝の負担を減らすこれを購入。
足腰の悪いお年寄りの為の、畑仕事や庭仕事用ガジェット。

似た様な商品でお安いのはたくさん出ていますが、こちらはちょっとお高かった。でもこっちを買って大正解!

タフなオフロードに耐える丈夫なタイヤとしっかりした軸。
滑り止め効果にもなっている1cm厚ウレタンのむき出しアンコ。

実際、車軸と車輪にガタつきが無く、花壇脇の勾配で凸凹で石が多い場所でもスムーズな走りを見せてくれました。
 
 コイツの味をしめたらもう手放せません。
もうお年寄り用だなんて言えません。


ところで、今年もスミレがあちこちに咲いています。
いろんな色があって、雑草とは思えないほど可愛らしい。
本日最後に、我が家で見かけた各色のスミレ達をご紹介いたしましょう。
むらさき
薄ピンク
薄紫
ホワイト

2020/05/03

2020我が家の春の花 開花

つい先週まで雪が積もったり夜は霜注意報が出たりしてたのに、この3日間は真夏日です。
おかげで春の花が一気に開花。

山桜は、一昨日まで(昨日もほぼ変わらず)まだ硬そうな蕾だったのが・・・

今朝はこれ。
あっという間に開花宣言。


スノーフレークも、一昨日に1輪だけ咲いたのが、今日はたくさん開いててびっくり。
通常下向きに咲くのですが、珍しく上向きに咲いていたのを発見し、じっくり花の中が見れました。
こうなってたんだね〜。


シャクナゲの木も、蕾がたくさん付いていました。
じつはあまり好きになれない花なのですが、蕾だけ見ると結構面白い。

硬めの蕾は、ビビッドなピンクの花びらが縁取りのようにちょっとだけガクからはみ出ていて、まるで図柄のデザインのようでした。
ブランドマークとかにありそう。

しかし、ちょっと成長すると、一気に不気味に。
梅干しをつぶして押し込んだ様な・・・。もしくはシワだらけのクチビルの様な・・・。

・・・可愛いのは一瞬でした。


水仙は黄色も白もかなり咲き出しています。
いろんな場所にちょこちょこ出てきていますが、それぞれ成長にばらつきがありますね。
たまにはアップで撮っておこうかな。

まるでアイドル3人組のような子達。

はい、「抜き」いってみよう。
いいねぇ〜。かわいいよ〜!

じゃあ次は、他の子達も入って、みんなのバックショットいくよ。
う〜ん、良いね良いね。揃っててサイコー!

じゃあ今度は上からね。

・・・良い加減止めよう。