2017/05/31

山林ガーデンパトロール2017 その一

さあ、やっと今週から 2017年の開花シーズンが到来。

北八ヶ岳山麓の我が家の庭には、母が集めた植物エリア、未開エリア、そして去年から私が作り出した宿根草が主な山林ガーデンエリアがございます。

エリア別にパトロールがてら、少しずつ開花植物のご紹介をさせて頂きましょう。


* まずは母の植物コレクションから *

やっと咲いてくれたスノーフレーク


すずらん

かわいらしい二輪草は、去年の株が15cmほど、自然に移動してました!
不思議なこともあるのぅ・・・。
 

名前がちょっと感じ悪い、マムシグサ
 

いろんな葉っぱに埋もれているイカリソウ


蕾がまだ出てこないフタリシズカ

オダマキやマーガレットも植えているのですが、フタリシズカ同様、開花はまだ先のようです。


では次に。
* 私の山林ガーデン *

じゃじゃ〜ん、2日前から咲き出しました、オックスフォードブルーちゃん!
皆さん、一生懸命に背を伸ばしています。去年この株を植えた時点よりも背が高くなってます。うれしいな〜!
 

そして本日、今年最初の蕾(小さいピンクの部分)をつけたサギゴケちゃん!

そしてそして、2週間前には半分以上土に埋もれていたリシマキアが結構密になってきました。ワサワサ〜。



* 未開エリア *

未開エリアとは、何も手をつけていない部分と、これから何かをしようと開墾中の部分がございます。

手付かず部分にはじこぼうなどのキノコや山菜が色々生えているのです。
そして困ったことに、鹿さんファミリーの散歩コース。
手つかず部分には鹿のトイレがあちこちに。

開墾地には、伐採した木の切り株が残っているので、これをうまく利用できればな〜と。
ただ、斜面で凸凹なので色々難しそう。 
開墾中

2017/05/23

A story of BVLGARI

BVLGARIのサイト、スクリーンショット
ヴォーグ・ジャパンとイタリアのラグジュアリー ジュエリーブランドであるブルガリが、粋な事をやってくれています。

『テルマエ・ロマエ』の作者である ヤマザキマリ氏が、テルマエ・ロマエのブルガリ版みたいな、古代ローマへタイムスリップするスペシャルストーリーを書き下ろしています。
面白い〜。
続きが楽しみです。
ということで、皆様にもおすそ分け❤️

こちらからどうぞ。
https://www.vogue.co.jp/feature/bvlgari/170427/index.html


2017/05/17

山林ガーデニング2017幕開け


さあ、山林ガーデニング2017の幕開けです!

手前:ギボウシ、奥:スノーフレーク、左端:紫ツユクサ

我が家の植物たち、今年は4月下旬になってもなかなか芽吹かず、皆さん全体的に大寝坊さん。
5月に入ってすずらん、ギボウシ、スノーフレークの新芽がやっとこさ顔を出してきたというスローペース。
水仙も5月に入ってからの開花でした。


さて、去年から作り出した私の山林ガーデン。
長い冬が明け、どうなったでしょうか。

我が山林ガーデンは、雪が溶けると植物の新芽がすぐに現れるわけではありません。
植物たちはみーんな分厚い落ち葉層に埋もれております。
なので、シーズン最初の仕事は落ち葉かきです。
無事冬を越せたかな〜と心配しながら、少しワクワクしながら・・・


あれ?大量に植えたヒメイワダレですが・・・
落ち葉除けたのに、いないよ〜、どこいった〜?
はい、ほぼ全滅・・・が〜〜〜ん・・・

嗚呼、かわいそうにヒメイワダレちゃん、ほぼ全員冬を越すことができませんでした。

第一の敗因・・・土壌の質。特に土壌改善なしに、水はけの悪いツルツルネバネバの粘土質では、冬になる前までにしっかり根が張ってくれなかったこと。

第二の敗因・・・霜。霜によって土の表面が隆起し、根が張らなかった株ごとポッコリと浮いてそのまま干からびてしまった。

よーく見ると雑草に混じってチラっと芽が出てるところもあるのですが、今後成長してくれるかどうか・・・。


気をとりなおして、ベロニカ達を観て観ましょう。

ベロニカを植えた場所も、例外なく霜で土が隆起し、株の周りが浮いていました。
それでも枯れることなく越冬してくれました。一応。

ということで、まずは株ごと浮いた土を手のひらで地面に押さえ込みました。
今後しっかり根を張って横方向に繁殖してくれるといいな〜。
 
オックスフォードブルー
* ベロニカ・オックスフォードブルー:
繁殖範囲は少規模になった感がありますが、新しいツルがちゃんと上へ向かって一生懸命伸びてるよ!

* ベロニカ・レッドフォックス:
去年の葉は枯れ落ち、新芽が元気に出てくれました。
ただ、去年植えた中の幾つかの苗はまだ土の中。
もう少し経ったら顔だしてくれるかな?

* ベロニカ・ロンギフォリア(多分):
ちゃんと根付いてくれていたようで健在です。大きさ的には昨年と全然変わってない様子。

レッドフォックスの新芽
手前:ロンギフォリア奥:レッドフォックス
そしてサギゴケさんは・・・。
思った通り、越冬バッチリ!
我が庭は、どうやらサギゴケの育つ環境には適しているようでした。
所々土に埋もれてスカスカになっているし花はまだまだ咲きそうにありませんが、去年より範囲が拡大してるので、繁殖しているって事ですかね。嬉しい。
サギゴケ

最後はリシマキア。
こちらも半分土に埋もれてしまっていますが、元気に伸びております。
いろんな方向へ行っちゃってます。
飛び火とかしちゃってます。
所々埋もれているせいで、去年の秋頃のワサワサ感がなく見てくれが微妙〜。
リシマキア
もう少し経ったら生えそろってくれるでしょう。
心配なさそうです。


2017 5月17日現在
ということで、今シーズンの出だしはこんな感じになってます。

シーズン2のこの夏は、どんなガーデンビューになるのでしょうか。たのしみです。

こごみ大発生の巻

現在、北八ヶ岳山麓の山林では クルクル巻いた新しい葉がユニークなシダ類たちの成長真っ只中。

我が家のお向かいにある伯母の家にはこごみの群生が。

毎日摘み取っては晩御飯のおかずとなっております。
こごみ、本当に美味しい。
味に癖がなく、渋みもない。ワンポイント的にほんのりと粘り気があってこれがまた良い。
私は湯がいたこごみにすりゴマ少々、地元 渡辺製麺の蕎麦つゆ(甘口ストレート)をほんの2〜3滴垂らしていただくのがお気に入りです。

今日も美味しくいただきました。

伯母さん、ごちそうさまでした。

2017/05/10

こちらも桜の季節になりました

我が家の山桜
北八ヶ岳山麓の桜満開季節は、東京都内より1ヶ月遅れです。
今年はゴールデンウィークを過ぎたところで、やっと家の山桜も開花となりました。

この桜はまだまだ若木なので花の付き具合も貧相だったのですが、花の数が昨年よりも断然増えた模様。
確実に成長してくれています。
うれしいなあ。

このまま折れずに立派な大人の樹に育ってくれますように。
(自然災害で、成長途中で折れてしまう木が結構多いのです)



今日は山を少し下ったところにある花見スポット、交通安全祈願寺である聖光寺のソメイヨシノもやっと満開となったので、霧雨の中見てまいりました。

グレーの空だから綺麗な色合いのゴージャスな風景が観れないな〜、とちょっと残念に思ったのですが、予想を反して、良い具合の情景が観れました。

聖光寺
訪れたその日は、桜が散り始めて2日位経ったころ。
雨水に濡れた岩に散った花びらが雪のように積もった景色は、いとをかし。


それにしても申し訳ないのだが、「残念、なければ良いのに」聖光寺版、水場の彫像群。
ここには何も置かない方が美しいと思うのですが。


それでは最後に、本日のおまけショット。
バラクラのベーカリーショップで売っている、とても美味しい自家製スコーンを、獅子峰明前西湖龍井茶で。