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2021/03/19

駒場公園と旧前田家本邸

お散歩日和の駒場公園内。
建築物と資料館を初訪問してきました。
この期間はコロナ感染防止のため、旧前田家本邸の洋館の方と、日本近代文学館、日本民藝館は休館中です。

今回は、日本近代文学館内にあるカフェ『BUNDANカフェ』でランチをした後、旧前田家本邸和館にお邪魔してきました。

こちらが日本近代文学館です。



太陽の位置が変わると影と光の線が移動するってことは、陽時計にもなりますね。

ランチをした『BUNDANカフェ』は、文壇カフェということで、マニアックなネーミングを付けたメニューが面白いアイデアでした。
今回私がオーダーしたのはこちら。↓↓↓
こちらは『谷崎潤一郎のトーストサンドイッチ』
レバーペーストサンドのスクランブルエッグ添え。
レバーペーストのお味は癖がなくサッパリしていました。
スクランブルエッグは塩加減が薄めの、こちらもさっぱりしたお味。

ドリンクメニューにもそれぞれ作家にちなんだ名前が付いています。
連れの友人がオーダーしたのは、『芥川龍之介』というコーヒー。
(因みに私がオーダーしたドリンクは、ただの ’アイスティー’でした)

次に訪問したのは旧前田家本邸 和館。
この時期は、一階の客間のみが解放されています。


では、入ってみましょう。
玄関を上がた所にある張りに、素敵なデザインの釘隠し。
この文様は何か意味があるのかと思ったら、「前田家の紋です」と説明が。(違うと思うよ)
前田家の家紋は「幼剣梅鉢」だったよね。

襖の引き具には「幼剣梅鉢」がしっかり入っています。

玄関横にあるお手洗いのドアに付いたブラス製の取っ手が、小さいながらもおしゃれなデザインでした。

御客間と御次之間の仕切りにある欄間のすかし模様が、チロリアンテープの様でした。そう感じたのは自分だけだと思ったら、一緒にいた友人が同じことを言っていました。
この部屋にはそぐわない、取ってつけた様なシャンデリア調の照明。

床の間の横から庭を見る内窓が内出窓になっている。

小規模な庭の右側には池があり、大きな灯籠が置いてあります。
この灯篭は新しいものだそうです。(縁側で談話中の専門家らしき人の話を盗み聞き)
左側には小さな滝があり、その下には琴柱灯篭が。
そして正面の松には雪つりが施されておりました。
前田家お膝元の金沢 兼六園を思い起こさせます。


和館と洋館とは渡り廊下で繋がっていますが、今は立ち入り禁止。
外からぐるりと回って洋館に移動。

こちらは和館の裏手です。
思いの外、屋根が複雑に重なり合っています。


現在、洋館の中もみられません。
それでも外側壁面のレリーフやエクステリアは見られますので楽しかったです。

これは洋館の裏側壁面にあったレリーフです。

そしてこちらは洋館の側面。
写生しているおじいさんがいらっしゃいました。
側には5メートルほどある椿の木。

壁に付いている雨水の集水器が素敵です。
どうして一般にもこの様なデザインが出回らないんでしょう。
レリーフ付部分を型取れば大量生産できるのにねぇ。

こちらが正面です。
内部立ち入り禁止なので、コーンを立ててブロックしています。

しかし、どうしてこんなチープな赤いコーンとプラスチックの棒型ポールを正面に置くのでしょう?
立ち入り禁止なら、ビルの中でよく使われるポールとグレーのロープとかチェーンにすればいいのに。
それが盗まれるの嫌だったら、せめてコーンの色を黒とか茶色とかにすればいいのに。

ホント、せっかく文化財で働いてるのに、景観に気を使わない人たち多いです。
美意識低すぎ。

この醜いコーンとポールをなんとか写さない様に撮影するの、大変です。

アーチ周りや柱のレリーフ、外灯のデザインが素敵です。
この柱の様な彫刻に使われている石は、石川県産の大華石です。

玄関のドアです。
ガラスの柄も凝っています。

南側テラスです。

ランプシェードのデザインも、モダンが合わさって洗練されています。

テラスのバルコニー両端には、有翼ライオンの彫刻があります。(よく見えませんが)
そして、テラスに置いてあったプランターには、幼剣梅鉢の家紋が。

どこを見てもセンスの良い外観。

にもかかわらず、
引きで撮影すると・・・
見てください、この赤いコーンたち。(友人撮影)
残念です。
なんの現場か、って感じ。
 

最後は、公園の正面入り口に近い場所にあるレンガ調の洋館。
「前田育徳会」という建物です。
前田家の文化財を保存収蔵しているそうです。

正面からは撮影出来なかったので、サイドから。
メッシュフェンス越しに見ると、重々しさが増してちょっと不気味です。


さて、建築物は以上です。
他にも線茶室と中国趣味の庭とか、興味ある場所がありますが、こちらも現在入場禁止なので見られませんでした。
残念。
コロナが治まったらまた来なくっちゃ!

その時には醜いコーンとかありませんように。

2020/02/23

ちょっと日比谷を散歩

日曜日の仕事の帰り道。
新橋から日比谷通りを北方面へ。
休日のこの辺りの道路は車両が少なく、昨日の強風&今日の風で空も空気も気持ちよく、散歩には最高の午後。

そういえばこの周辺はあまり歩いた事がなかったエリア。
ちょっと散策してみましょう。


まず左側の視界に入った興味ある建物。
日比谷公会堂。

このアングルからだと、重い感じでちょっと要塞っぽいです。



次は右側に建つ、帝国ホテル(の内部)。
久々に入ってみました。

ロビーには桜が生けてありました。
品のあるうっすらとした桜色。
調べて見ると、制作は第一園芸さんだそうです。
日比谷花壇さんじゃあないんですね。(素朴な疑問)

階段の下を覗くと、小さな枯山水。


正面入り口脇には、帝国ホテル130周年記念展。

帝国ホテル6人のレジェンドの中でも、やはり私はフランクロイドライトのホテル建築歴史が気になります。

1923年の煉瓦コンクリートのレリーフ。
 
ライトによる最終完成予想模型。


帝国ホテルの北側お隣。日生劇場。(1963年竣工)
コーナーが鋭角です。

本日は令和天皇のお誕生日。


お隣に出来た東京ミッドタウン日比谷とタワー。
冬の青空を見上げるアングルもオツです。


東宝ツインタワービルの裏側。
こちらは60's最後の建築。(1969年竣工)

耐震事情によりこのビルは昨年末内に閉鎖、その後取り壊されます。壊される前にパシャり。
正面はこのようになっています。(google Mapより)


その後、目の前に『添好運(ティムホーワン)』日比谷店を見つけたので、ここの名物である叉焼包を買って帰りました。


2019/11/02

建築装飾ウォッチング 銀座、日本橋、東京、新橋

最近、眼科通院のあとに時間があるとこの辺をうろついています。
銀座から日本橋まで行ってUターンして東京駅まで、または銀座から東京駅まで行ってUターンして新橋まで、などなど。

歴史的建築物、装飾やその他興味ある物を画像に収めて街の表通りや裏路地をさまよいます。


スタートは眼科の真横、歌舞伎座から。


真っ白の壁が堂々としています。

 
建物のあらゆる場所に座紋の鳳凰丸が。
瓦の丸い部分もですね。
座紋に関して詳しくは、こちら


銀座和光


これは銀座通り側の壁面。

ビルの名称は「服部時計店ビル」
レリーフには時計屋さんの象徴であるコグや砂時計、貴金属を象徴するゴブレットなど。
服部時計の頭文字『H』も。
こちらに説明が出ております。


日本橋


もうすぐ(だと思う)日本橋の上を横断している首都高が地下に潜るそうです。
なので、この景色は撮っておきましょう。

首都高の真下を見ると、こうなっています。


格子がこんなパターンになってたんですね。

まるで指輪の裏張りのようです。

ちなみに裏張りとは、高さのあるリングを指に滑らかに装着できるように工夫する板張りで、透かし模様になっているのが普通です。

(画像左:裏張りナシ / 右:裏張りアリ)

三越別館の正面入り口。

三越の新しい柄に変わった暖簾がかかっていました。

さて、眼科の予約がちょうどコレド室町テラスのオープン日で、しかもテナントに、台湾の書店及びおしゃれなデザイン小物などを売るショップ成品書店・成品生活の日本一号店、『成品生活日本橋』が台湾茶のお店を出しているということで、行って来ました。



成品生活の中にあるお店『王德傳(ワンダーチュアン)』
 

座るならやっぱりカウンター席でしょう。
しかも、淹れているところが見える茶車の前が良いですね。


早速、阿里山烏龍茶をオーダー 。
茶壷には茶葉が入っていなくて、抽出済みのお茶が入っておりました。軽く驚き。

そしてお茶請けは、なんと赤福でした。

東京駅への帰り道、常盤橋を渡ります。
 
行灯がちゃんと点灯しているのが嬉しいです。


三井本館の装飾
 
どうしてナルト柄、いえ、雷文を選んだのでしょう?
古代中国から雷文は魔除けとも言われていますが。

三井住友銀行のお隣には、天下の日銀


こちらが正面。

私的には正面より側面の方が好みです。



以前タモリ倶楽部で日銀の建物を上空から見たら「円」の形をしていると言っておりました。その頃はグーグルアースなどなかったので、実際見れないのが残念でしたが、今は大丈夫!
さあ、グーグルで見てみましょう!

ほ〜ら、ちゃんと「円」です!

こんな動画がありました。



日銀から東京駅に向かう、JRの高架下(横)です。
昼間でも薄暗くて、人気もあまりなくてちょっと怪しく良い感じ。



こちらは新橋。
JRの高架下です。
レトロな鉄骨装飾が残っています。
柱の上部には、コリント式をデフォルメしたデザイン。おしゃれです。

 
 
 

壁はこんなですね。


あと、戦後の匂いが残ってるアーチ高架下も好きです。