2019/01/22

銀座でお茶


我がMacBookの初期不良リコールで、銀座へおでかけ。
修理中の空き時間を利用して、以前から気になっていた和菓子のお店でお茶をいただいてきました。

HIGASHIYA GINZA

2016年の銀茶会に出品されていた奄美大島の「大島餅」が印象深く、いつかはこのお店のお茶菓子を購入したいな〜と思っていたのです。

お店は、暖簾をくぐると和菓子の販売スペース、そして茶房が奥にあります。
フロア中央には茶釜、周りにテーブル席、カウンターがあります。

席に着くと店員さんがメニューとお茶の説明をしてくれます。

品評会茶とか、面白いブレンド茶が色々あります。
ブレンド茶は、豆、こぼう、キンカンのいずれかを選べます。

運ばれて来た見本。

手揉み茶の茶葉(小皿)、ブレンド茶用の茶葉(ガラス瓶)、そしてブレンド具材(金柑、ごぼう、豆)です。

見せ方、おしゃれですね〜。

色々迷いましたが、やっぱり機械裁断されていない手揉み茶が気になって、お茶菓子付きのセットをチョイス。

本日のお茶菓子はこの4つ。

一番奥の黒いお餅にしました。
てか、中身や素材を考慮して引き算していくと、残ったのがこの「黒米餅」。
古代米を使用した求肥です。
中身はこしあんです。


さて、お茶が運ばれてきました。
急須はなんと、浅い蓋碗!
しかも大きい!
いいな〜、この茶器 欲しいな!
でも私の小さな手では蓋をしっかりホールド出来ないかも・・・

では一煎目。
茶葉はまだしっかりよられてます。
ちょっと癖のある濃厚な味で渋みもあります。
かなりパンチがあります。
口がキュッと締まる感じ。

二煎目。
茶葉は半開き。
癖はなくなり、口当たりスッキリな清涼感。
渋みも消えて軽くなりました。

ここで黒米餅の登場。
お味は、甘すぎず、癖もなく、とっても私好みでした。
古代米のプツプツっとした食感が締まります。
かなりツボにはまったので、家に買って帰りました!!


三煎目。
ここで店員さんの注ぎ方を撮らせていただきました。

三煎目の茶葉はご覧の通り。
甘みと旨みがグッと出ました。
まろやか〜。
あっというまに飲んでしまいました。


残念ながら、煎はここで打ち止め。

テーブルにお茶請けと食器が並び、店員さんが目の前で三煎目を淹れ終わった茶葉を調理(?)してくれます。

調理というか、ポン酢しょうゆで和えてくれるのです。
茶葉の味は、アクと癖のない菜っ葉の和え物のようです。
(ボキャブラリーが貧困ですみません)

手前の角皿はお茶請け。
出汁卵、黒豆、お新香。

出汁卵がすごく美味しかった!!
おかわりが欲しい!と心のなかで叫びました。

メニューにはお食事もあるので、次回は試してみたいです。

HIGASHIYAさんは お茶とお菓子だけでなく、お店全体が洗練されていておしゃれだな〜と思っていたら、母体はデザイン会社だそうで。
なるほど〜、それは納得です。

さらに、メニューの冊子も後半は英語ページになっているし、お茶菓子のパッケージやディスプレイも素敵だし(デザイン会社なので当たり前ですね)、これは海外のお客さんもとても喜ぶと思います。
私も海外の知人友人を連れて来たいですもん!

最後に気づいたのですが、入り口に豆がディスプレイされていました。よく見えなくてすみません。
もうすぐ節分でしたね。そういえば。