2018/12/24

金田一耕助と家系図

映画 悪魔の手毬唄('77)
さあさあ、今年のクリスマスイヴのお楽しみテレビは、新バージョンの『犬神家の一族』ですよ!
第二の地元と言っても良い、信州 諏訪地区のお話ですよ。
One-offドラマだし個人的にキャストがイマイチ魅力的ではないですが、どんな作風になっているのか、楽しみです。


そういえば先日、以前録画していたNHKの シリーズ深読み『悪魔の手毬唄』を観直していて気づいたことがありましてね。

番組の出演者の方が、「登場人物が多すぎて家系図とか図式化しないと覚えきれない」という様な事を話されていて、あっ!!と思ったのでした。

そう、私、家系図が好きなんです。

そういえば金田一耕助は実写版でもよく家系図を書いていたな。

悪魔の手毬唄(石坂浩二 '77)
犬神家の一族(石坂浩二 '76版)
病院坂の首攣りの家(石坂浩二 '79)これは草刈正雄のメモ

私の家系図好きは、これの影響だったのかも〜〜〜!

小学生か中学生の頃、勉強のフリして架空の家系図をノートに書いて妄想していたものです・・・。


家系図といえば、昔からなぜか「本家」とか「分家」とかの響きが好きでした。
これも金田一シリーズによくあるパターン。
本家分家の親族ヒエラルキーはミステリー作品に最高のモチーフですもんね。

母の実家(金田一シリーズに何度も出てくる 岡山県の総社)では現在も、本家・分家の親戚関係が一応続いていて、昔からその複雑な縁戚関係の話を聞くのが好きでした。
親類同士の養子縁組が普通だった頃なので、籍の出入りがより複雑で、母に何度か親戚の名前を図式化してもらったことがあります。

本家分家の一連には、お屋敷・建物の作りや一族の伝説、複雑な縁故関係、田舎特有の村社会などなど、色々な角度から興味の湧く話がいっぱい。
家系図を見ながら、何度でも聞きたくなるんですよね〜。

家系図は、核家族に暮らす私にはファンタジーの世界なのです。