2022/04/18

庭の春支度 その2

前回の作業から1週間、東京におりまして。

で、東京から帰って来たら、なんとまあ、春の花が沢山咲き出していました。
水仙とタツタソウがほぼ満開。

タツタ荘の紫色と水仙の黄色が重なってなんとも春色。
今年6年目のタツタソウは、去年の秋にハーブの円庭からこの山野草エリアに移植しました。
この場所に植え替えて正解です。
タツタソウ、もっと増やしたいです〜。

球根エリアでは、水仙の他、プスキニア・リバノチカも満開でした。
ただ、昨日降った雨で首が垂れてしまっています。残念。

いつ咲くか、本当に咲くか不安だったクリスマスローズに蕾が出ていました!
分かりにくいですが、右下と左上に先端が赤くなった蕾があります。

クロッカスもついに開花。

ユキワリソウ(ミスミソウ)も可愛く咲いています。

今年豊作のふきのとうも、まだまだどんどん出て来ます。
毎日食べ続けていますよ〜。


こちらは庭に欲しかった装飾品の一つ、日時計。
少し小さいけど、アンティーク風で気に入りました。
切り株に乗せるといい感じです。

ここで花壇のデザインを見てみましょう。
なぜ花壇の形がこんな不規則な流線形なのか・・・、皆さん不思議に思われると思います。

ここは山林地帯の傾斜地なので、花壇を作れる場所が限られるからなのです。
粘土質の土層、大きな木の根っこや強健な植物の根っこ、地中に埋まっている石や岩を避け、陽当たりを考慮すると、このような形の花壇が出来上がりました。

ちなみに最初は、陽があまり当たらない熊笹が蔓延るこんな藪でした。

実は苦労したのです、花壇のデザインに至るまで・・・。

こんな不規則デザインの庭なので、なかなか上手くガーデンショットが撮れません。
なので、いろいろなアングルで写真を撮って、デザインの欠点を見つけて改良できるよう勉強しています。


近い未来には私も素敵な雰囲気の庭の写真が撮れる様、庭デザインと写真の腕を磨かなきゃです。


最後に、昨日の復活祭の写真を。
教会の庭にて。マグノリアの下でキリストを抱くマリア様。

2022/04/06

庭の春支度 その1

庭の花壇のワラの2/3を撤去御して2日後、またもや降雪。(雪が降る事はわかっていたんですけどね)
あっというまに15cm積ってびっくり。
ここまで積もるとは思いませんでした。
幸い、湿った雪だったしその後気温が高くなったので、思いの外早く解けてくれてほっとしました。
残りのワラが乾いたタイミングで、全てのワラの撤去が完了。

薔薇の囲いも取りました。
薔薇さん達、冬眠からやっと起床です。
おはようございま〜〜〜す。
今年も元気に大きくなってくださいね。
そして綺麗な花を沢山咲かせてください。

それぞれの花壇は、残っている落ち葉を掃除して、汚く伸びた葉を綺麗にカットしたら、霜や雨で沈んでしまった部分に栄養満点の新しい培養土を追加します。

画像のこの円庭とその周りはハーブを植えています。
手前に見えるグリーンの葉は、ローマンカモミール。
矮性なのでぐちゃぐちゃと絡みまくった葉の隙間に入り込んだ枯れ葉のお掃除が大変でした。

最後まで雪が残っていた場所にはクロッカスが芽を出していました。
180cmのフェンスを飛び越えて来る鹿に食われない様、一応ネットで保護しておきます。

今回は全ての花壇を掃除する時間がなかったので、続きはまた今度。

最後に、本日の収穫。
今年はふきのとうが豊作です。
この画面の中に、少なくとも20個のふきのとうの芽が出ています。

今夜はふきのとうのアヒージョを作って楽しみました。
Garden to Table です。
それでは、また。