2016/11/26

金沢にて、冬支度2016

兼六園

先日、ちょっと思いたって 一泊二日の金沢旅行をしてきたよ〜♪

晩秋の金沢へ哀愁の一人旅か〜、なんか火曜サスペンス劇場の『小京都ミステリー』じゃね?
・・・と思いきや、ふたを開けると、夜はロンドン時代おなじ大学で、現在は地元金沢在住の友人と、近江町市場のうまい鮨屋で盛り上がるという、幸せな旅となりました。
近江町市場
大好物のカワハギの肝💛盛りのカワハギ
(余談ですが、小京都ミステリーといえば、学生の頃、良く片平なぎさに似ていると言われてましたな。)


そしてこの時期は、各所で冬支度の雪吊りや灯篭の雪囲いが見られるようになりますね。
雪吊り&石灯籠の雪囲い
それでは、先ずは長町武家屋敷跡へ冬支度ハンティングに行ってみましょう。

武家屋敷の庭もみなさん雪吊りを設置しておりました。
金沢中の造園会社、この時期はあらゆる場所の雪吊り作業で てんてこ舞いなんだろうな〜。

とある武家屋敷の庭園で、雪吊り作業中の雪吊りマスターに了解を得て、お仕事ショットを撮らせていただきました。
 
中心棒の先に何本もの縄を束ねて結びつけるのですが、その結び方が凄く複雑そう。


次に、紅葉が美しい兼六園を訪問。
ここもまた、まさに雪吊り作業真っ只中。
「兼六園はっぴ」が良い味出してる

兼六園といえば琴柱の形をした石灯籠「ことじ灯篭」が有名ですが・・・
ことじ灯篭
・・・どちらかというと、私は雪吊りの方に興味あり。

なぜなら、植木の形・大きさによって雪吊りのデザインが違い、色々なタイプの雪吊りが見られるからです。

吊り方、縄の結び方、始末の仕方etc... 芸術作品です。
径が小さいデザインは裾がお花みたいだったり
水際の松に組むのは大変そうです。
この寒い時期に、冷たい水の中に入って作業するんでしょうね。
職人技
紅葉が美しい楓。
絨毯のような真紅の落ち葉にもうっとりしてしまいます。

縁側から見える雪吊り、11月〜12月はどうしてもクリスマスツリーに見えてしまうよね・・・。

そして美しい夜の庭園。
秋のライトアップ中(12月10日まで)

こちらは武家屋敷跡&旧制四校です。
松が塀から飛び出ているお屋敷
加賀藩士 高田家の庭
旧制第四高校で見かけた樹
近江町市場の中で見かけたバナー。
「くわい」のゆるキャラ。


最後は、帰りの駅弁『利家御膳』。

美味しかったです。