2016/11/10

冬支度 その1 (薪の話し編)

晩秋の蓼科湖と八ヶ岳
昨日の冷え込みで八ヶ岳は一気に白くなりました。我が家も今朝はマイナス2度、そろそろ初雪の秒読み段階です。
そんな我が家の冬支度、ほぼ整った感じであります。

10月に入ると年中行事として、ここ標高1360mの蓼科高原地域で生活する両親が冬を越す為の準備を、元気な私がお助けするわけです。
ちょっと前まで東京の城南地区内で普通に生活していた女子には縁のなかった、非日常感満載な冬支度のあれやこれや・・・。
本日はそんな中からおひとつご紹介させて頂きましましょう。


薪の調達

我が家では秋になると、夕方以降は薪ストーブを焚きます。
寒冷地&家の構造上、燃料がお手頃価格の暖かい薪ストーブを、灯油ストーブと合わせて使用しています。
灯油は灯油屋さんが来て家の裏にあるタンクにガンガン入れていってくれるのですが、薪は自力で調達に行かねばなりません。(自家製薪はスターターには良いのですが、メインディッシュと言うべき火持するナラの薪は薪屋さんに買いに行きます。)

薪屋さんには配達サービスもあるのですが、何しろ大量に入り用なので、配達料がバカになりません。
というわけで、晩秋から春の間は2週間毎に薪の調達に走ります。

で、我が家のこの車、積載スペースが結構広いので、45cm極太のナラの薪だと余裕で120本積み込めます。なんと軽トラ一台分。

でもね、その後が辛いんですよ。
薪屋さんで車に積んでくれる店員さんはいても、家で車から薪を下ろして所定位置に運んでくれる人はいません。
私一人で極太ナラ20束(100本強)の積み下ろし&収納は絶望的なので、いつも齢79 の母上が手伝ってくれます・・・。
じゃ〜ん。とりあえず積み下ろし完了!



ところで つい先日、ひいきの薪屋さんが、薪選びに関して良い情報をくれました。

ストーブ用の薪の種類や火持ちさせる炊き方はネットにも出ていますが、この情報は検索しても出てこない!おばあちゃんの知恵的な事かも。
で、 どんな事かというと・・・

ズバリ「良い薪」 

薪の種類や乾燥度、重さの事じゃなくってですね。
薪自体の形を見て、火が長持ちするかわかるんですって。ストーブ用の良い薪のキーワードは "火持ちしてナンボ"です。

じゃあ、どんなのかと言いますと、こんなやつです。ど〜〜ん!
薪屋のおっちゃんが「これは良いやつ」って言った薪なんですけど。
節のカーブ変形があり、繊維もカーブしていて密なやつが「良いやつ」なようです。

普通、真っ直で綺麗な形してる薪の方が人気あるらしいんだけど、実際火持ち的に、このようなクセのある形の方が断然良い薪だそうです。
なるほどね〜。これはなかなか為になる情報でした。
では、また。

薪屋さんから、蓼科山の微冠雪風景を望む

・・・おまけ・・・
蛍光オレンジのキノコ発見!
ヒイロタケ(緋色茸)