まずは日本橋に到着。
この日本橋の上を横切っている首都高は2020年のオリンピックに向けて撤去され、地下に潜る事になるようです。
日本橋が綺麗になりますね。
そういうことなので、消える前の首都高を撮影しておきましょう。
では本題。
今回は和菓子とお茶のお店をはしごです。
『鶴屋吉信 』
コレド室町の1Fに入っている京和菓子屋さん。
テーブル席とカウンター席の喫茶スペースがあり、カウンターでは和菓子職人さんが目の前で生菓子を作ってくれるのです。
カウンター席では、抹茶と生菓子のセットのみオーダーできます。
季節の生菓子は、練り切りが主で、今回選べたのはこの4種類から。
私は小倉あん(つぶあん)が苦手なので、見た目で1番気に入った物が必ずしもオーダー出来るとはかぎらない・・・。
非常に残念。
容姿で1番食べてみたかったのは、手前の濃いピンクの さつき花。
外側は桜餅の皮と同じものだそうで。
でも、中身がNG。
本当に残念。
見た目美しかったのは、これ。
でも、これも中身がNG。
またまた残念。
ということで 私のチョイスはこちら、落とし文。
う〜ん、作りたての生菓子は柔らかくて繊細。
人肌の温度が優しい味わいでした。
お抹茶のお詰めは、京都の一保堂さん。
動画を撮っても良いか聞いてみると、快くオーケーのお返事をいただきました。
どうもありがとうございました。
友人が、銀座の歌舞伎座の中に入っている和喫茶も雰囲気があって良いと教えてくれたので、早速はしごすることに決定。
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実は新も旧も 歌舞伎座に入るのは初めてでして。
地下鉄で行ったので、地下階から侵入。
新歌舞伎座の地下、ぎっしりと食品やお土産の店が。
まるでデパ地下状態でした。
ちょっと驚き。
目指すお店のある5Fには坪庭のような庭園スペースがあり、歌舞伎座の瓦の大屋根も自身の目の高さで望めます。
瓦屋根が目の前に広がっている様はけっこう迫力あり、面白いです。
雨で濡れた瓦は光って目がチカチカです。
いらかの大波ってところでしょうか。
ざっぶ〜〜〜ん🌊。
それでは、お店へ行きましょう。
『寿月堂』
海苔と茶葉・お菓子の平売りコーナーと、和喫茶コーナーがあります。
和喫茶コーナーの奥のテーブル席は庭園を眺められる席になっているのですが、お店入り口に配置されているカウンター上には茶釜と茶道具が用意されており、目の前でお茶を淹れてくれるので、迷わずこのカウンター席をチョイス。
いぇい!👍
本日2つ目のデモンストレーション見学。
ここでも動画を撮っても良いお許しが出たので、しっかり撮らせていただきました。
どうもありがとうございました。
お抹茶セットメニューは、濃茶セットと薄茶セット。
お口の吸引力の弱い私は、やっぱりお薄で。
セットに付く季節の生菓子は5種類から選べます。
カウンター席の客には特別に、菓子器に入れて見せてくださいます。
ラッキー!
左上から:鮎、ツバメ、びわ
左下から:菖蒲、バラ(?)
私のチョイスは、鮎。こしあん。
やはり中身重視で選ぶと、こうなりました。
(本当は菖蒲が食べたかったけど、やっぱり中身が・・・。)
鮎が水鉢の中を泳いでいます。
素敵ですね。
友人はツバメを。
お薄の使用茶葉は静岡は岡部産で、お詰めが寿月堂。
茶銘は 初昔 。
長居だったので、別のお茶をオーダー。
オススメを聞くと・・・、ちょっと珍しいものはいかがですか、ということで、「青ほうじ」という手法でつくられた、煎茶との中間のようなほうじ茶をいただく。
お茶請けは抹茶フィナンシェ。
この青ほうじ茶、煎茶に近い軽焙煎なので、芳醇でありながら煎茶の甘みがよく出ています。
普通よりもじっくり時間をかけて焙煎しているとのこと。
↑一煎目
茶銘は 飛騨のほまれ(
飛騨とありますが確か揖斐のお茶だったような。違ったらごめんなさい。
一煎目はお店の方が淹れてくれます。
二煎目からは自分で。
本当においしゅうございました。
和菓子の繊細なデザインと味、お茶の優れた製法と味と香りを、見て聞いて食して、そしてその間の楽しい会話。
贅沢で至福の時間でした。