2021/09/09

初めてのバラ育て 成長記(2021年S.S.)

3月に3種類のつるバラを購入しました。
私にとって初めて育てるバラです。

実は今までバラに興味はなかったのですが(むしろそんな好きではなかった)、新しい庭にパーゴラとフェンスを設置することにしたので、デコレーション&目隠し要員とてつい手を出してしまいました。
(クレマチスは大きく育たないだろうからバラにしようと安易な考え・・・)

5月11日撮影
左から「バスシーバ」(大株)、「モーヴァンヒルズ」(大株)、「レイニーブルー」(新株)

5〜6年ほど前から母が育てている「クライミング・アイスバーグ」の鉢植えと合わせて4種類のバラで、パーゴラに絡ませたりフェンスに這わせて、綺麗なバラのボーダーを作る計画です。
ボーダーフェンス

それでは鉢から地植えに植え替え以降の、4種類のバラの成長を時系列で見ていきましょう。


庭工事の終了が遅延したので植え替えが6月に入ってしまいましたが、梅雨入りがかなり遅れているのと寒冷地ということで、ギリギリセーフで無事植え付け終了。

初心者なので、David Austin Rosesブランドのスターターキット(ローズ用の土、ローズスタート、ローズフード)を購入し、YouTubeで David Austin Roses の植え替え動画を参考にがんばって植え付けました。

まずは植えて1週間後、6月15日時点の動画。
早くも新しい蕾が付いています。

6月17日撮影

植え替えした時点では「アイスバーグ」に蕾がいくつも付いていましたが、植え替えによるストレスでうどんこ病が大発生。
隣のバラに感染しないようせっかく出たシュートを切ります。
この時点で蕾はほぼ全滅。

最初に蕾が付いたのは「バスシーバ」。
6月9日撮影

その後、小さな新株だった「レイニーブルー」にも一つだけ蕾が付きました。
6月14日撮影

「バスシーバ」の記念すべき初花が開花しました。
6月29日撮影
この花が満開になった時は、毎日雨に打たれてあまり綺麗なカップにならずに終わってしまいました。

同日、こちら「レイニーブルー」の蕾が綺麗に色づいて来ました。
6月29日撮影
開花までもうすぐですね!

そして2日後、初花が開花!
7月1日撮影
蕾の段階で雨と虫のイタヅラによって、外側の花弁が痛んでます。
しか〜し、中央がハート形💜になっているではありませんか!
素敵ですね!

「モーヴァンヒルズ」はというと・・・、
伸びて来た新芽がフェンスから飛び出したため、外側から鹿🦌にパクリ。
7月1日撮影
7月1日撮影
初めて付いた小さな蕾が〜〜〜。
超ショック!
同時に「バスシーバ」に出ていた新しい蕾も食われてしまいました。
速攻でフェンスの外側をガードしました。


結局7月頭までの開花は「バスシーバ」2つと「レイニーブルー」1つで一旦打ち止め。ファーストシーズンが終わりました。

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7月中旬、梅雨が明けて一気に暑くなると、新しい蕾が出て来ました。

まず「バスシーバ」。

ファーストシーズン後に枝剪定をしなかったので、ヒョロヒョロと長くなった細い茎からいくつも蕾が付いています。
重たい花を支える力はあるのかなぁ・・・と心配になります。
そして、ファーストシーズンの花は痛みが多くてあまり綺麗に咲いてくれなかったので、今回は綺麗な花を期待したい!!

ところで、20年前に大学の後輩が日本に遊びに来た時に、郷土(イギリス南部サセックス州)のお土産でもらった木製のバスケット「サセックストラグ」が新しい庭にぴったりなことに気づき、こんな感じで使っています。
Sussex trug
ツルの誘導に使う麻紐を入れるのにちょうど良い大きさですね!

サセックストラグは、イギリスではガーデニングする人は結構持っている率高いですね。
大きさが何種類もあり使い勝手が良いのですが、日本ではあまり売っていません。
輸入雑貨屋さんが仕入れてたりしますが、The Royal Sussex Trug のブランド物でなくてもすんごい高価で販売していて、驚きです。

で、トラグに入っているカラフルな麻紐は、こいうなります。
これで細い茎も耐えられる!
バラもおしゃれにみえるしね。

さて、2度目の開花が始まりました。
気づけば「バスシーバ」に蕾が幾つも付いています。

7月24日撮影
梅雨明け以降、夕方になると雨が降る日が多くて、いつもバラが濡れています。

7月25日撮影
今回は綺麗なカップ咲きの画像が撮れました。
これが本来の「バスシーバ」の姿です。

次々と開花中。
8月2日撮影

次に蕾が付いたのは、一番若い「レイニーブルー」さんでした。
蕾が出たと思ったらあっという間に咲いていました。
8月4日撮影
蕾が何個も付いてて嬉しいな。


さらに嬉しいことに「アイスバーグ」が土に慣れて来たのか、元気復活して来ました。
蕾も沢山付いて来ました。

そして、一斉に開花!
8月11日撮影
8月11日撮影

そして後日。
雨上がりにいつものように植物の見回りをしていたら、ヘンテコな形のアイスバーグが・・・

8月16日撮影
え???なんですか、これ?
クラゲみたいなんですけどぉ・・・。
キノコの傘状に、花びらがマルっとひっくりかえってます。
まとまった雨が花に対して直角に当たって綺麗に裏返しになったようです。

まるで生春巻きのような半透明。
8月16日撮影
蝋細工って感じもしますし、
もはや花弁の質感ではありませんね。


さて今年最後に咲き出したのは「モーヴァンヒルズ」。
8月24日撮影
な〜んと蕾が出て、しかも少し開いていました。

新しい枝は沢山出てるのに蕾が一向に付かないな〜と心配していたところでした。

しかし、やっと出たんですけど、なぜか一番地面に近い位置にあるシュートです。
ほっといたら土で汚れちゃうから持ち上げておきました。
8月24日撮影
綺麗な薄黄色の蕾

そして、開花しました。
8月25日撮影
おおお〜〜〜、白い。
黄色い蕾だったのに、咲き進むと白くなった〜。
華奢で美しいです。
甘い香りも結構強いです。


さらに2週間後、右手前に出ていた30cmほどの茎が・・・
あっという間に80cmまで伸びていました。
しかも、しゅーっと真っ直ぐに。
中央の一番長い枝も1m超えています。
9月9日撮影
もうすぐパーゴラに巻き付けられそう。
いきなりの大成長に驚きでした。

他のバラたちも、ワサワサと茂っていい感じです。
9月9日撮影


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以上、2021年夏のバラの成長記録でした。
来週には夏終わりの剪定をする予定です。