春より夏の方が花盛りの、北八ヶ岳山麓の我が庭です。
今年は、6月から庭のフェンスが張り巡らされたおかげで、若葉が鹿に食われずに済んで、元気よく成長しました。
特に山野草が多く生えているエリアは、鹿がほとんどいなかった10年以上前の植物が復活しました。
いつもは花が咲くか咲かないかのタイミングで鹿に食われてしまうツリフネソウ、ノアザミ、ツユクサ、他にも名前がわからない雑草、もとい、山野草がたくさん育っています。
ミコシグサ(ゲンノショウコ)は8月に咲き、いつの間にかお神輿型の蒴が弾けて姿が消見えなくなっていた〜。
ミコシグサの花 |
次に、
6月に20株程の葉付き球根を植え付けましたが、いったん全て枯れましたが、9月になって新芽がどんどん出て来ました。
敷地内にはノアザミがいたるところに生えていますが、あんなトゲトゲの痛い植物なのに、毎度つぼみが鹿に食われていました。
そんな中、今年はなんと生き残りの中に珍しい白花のノアザミが出現しました!
我が家が出来て30年ちょっとですが、初めての白花ノアザミです。
コスモス・ダブルクリック・クランベリーは、咲き終わった茎が枯れ出しています。
もう新しい蕾はついていなさそう。
コスモスは1年草なので、もうすぐさようならですね。
では、秋の樹木を見てみましょう。
秋になって色々な自生の樹木が実をつけています。
まず、敷地の入り口に生えているツリバナです。
白に近い薄い桃色の花が咲くのですが、実は真っ赤です。
実はちょっと面白い構成です。
丸い殻が5等分に割れて開き、中の種は割れた殻のそれぞれのパーツの先っぽにぶら下がって外に現れます。やがてその種が地面に落ちるようです。
おかげで地面には踏んづけられた沢山の赤い実がべったりくっついて、家の前の道路がちょっと汚く見えてしまいます。
次はサワフタギ。
こちらの花は白色ですが、綺麗な青色の小さな実がたくさん付きます。
赤とんぼと青い実のコントラストも綺麗です。
こちらはツノハシバミ。
名前の通り、実にツノが生えています。
この実は、いわゆるヘーゼルナッツの一種でなので、食べられます。
8月初旬にはすでに身がなっていたのですが、一ヶ月経っても見た目がほとんど変わりありません。
8月4日撮影 |
一ヶ月で少しだけ太ったかな?って程度。
この実が茶色くなったら収穫できます。
その前にリスや鹿が食べちゃうかもしれませんね。