細密水彩画や紙や繊維プリント物などが来ているのかな。
ちょっと京都まで行きたくなりますな〜。
世界遺産 キュー王立植物園所蔵イングリッシュ・ガーデン ー英国に集う花々ー
実際のキューガーデンには何度か足を運んだことがありました。何度行ってもだだっ広くて途中で何を見たらいいのかわからなくなる場所です。植物のみならず、素敵な販促物も充実しています。最近はウェブショップも展開しているらしく、覗いていると思わず ”ポチッとな” しそうになります。雨が降ってもジメジメしないロンドンですが(あ、実際冬場は湿気が多く家はカビが生えます)、キューガーデン内の熱帯植物セクション「パームハウス」というガラスドームの中に入ると、極東の小国出身の我々には懐かしいムワ〜ッとした湿った重い空気が肌を舐めてきます。
西ヨーロッパ暮らしで身体の乾燥に悩む人には良いトリートメントになると思います。
そういえば5〜6年ほど前にマレーシアのクアラルンプール国際空港サテライトターミナル内に出来たミニミニ熱帯雨林植物園は、キューガーデンの「パームハウス」の20倍くらいのサウナ状態でした。
実際そこは屋外(オープンエアー)なのですが。
クアラルンプール国際空港内の植物園 「KLIA JUNGLE BOARDWALK」 |
夜もオープンしているので、トランジットの暇つぶしに暗闇怪しげジャングル探検もできちゃいます、ほんの5〜10分ほどですが・・・。
ところで私は 故プリンセス・ダイアナが事故死した年の暮れから4年間、英国居民でした。
住まいは北ロンドン、テラスドハウスという住居形態の庭付き家屋を4人でシェアしておりました。
毎年春、4月終わり頃になると庭の芝や植物が一気に伸び始めます。すると自主的に誰かしらが芝刈りはするのですが、それ以外の植物には皆手を出しません・・・。
しようがないので私がやりましたよ。
本場イギリスでガーデニング!ガーデニング・イン・イングランド!
・・・思い起こせばこれが私のガーデニングデビューだったのでした。
私が住んでいた家には何種類かのバラがあったのですが、毎年色とりどりの綺麗な花が咲いてくれました。
しかしその中で厄介な奴がひとり、まるで雑草のごとく強い 極太野生つるバラ。
こやつが外壁に出てるテレビのケーブルに絡んできて、ケーブルが切れそうになります。
物置小屋のドアに絡んで開かなくなります。
他の植物に絡んで通れなくなります。
茎が太くて弾力性があるので、万能バサミでなかなかカットできません。
細くて小さいトゲがたくさん。大きいトゲもたくさん。
根こそぎ葬ってやりたいほどでしたがしっかり根を張ってて引っこ抜けません。
みなさんよくこんな奴を家庭で育ててますねぇ。こいつらもう、クラスA級雑草です。
住んでいたセミデタッチド風テラスドハウス。 |