2021/07/15

エゾゼミとコエゾゼミ

7月に入って、いつの間にかハルゼミの鳴き声もカッコーの鳴き声も聞こえなくなりました。
その代わりに、ジージージーという夏のセミの声が。

そして、庭仕事をしていると地面から近い位置に生きているセミを発見します。

このセミは、乗っている葉を揺らしても ちっとも動きません。
瀕死のハルゼミなのか、それとも生まれたてで まだうまく動けない赤ちゃんゼミなのか???
 
次の日、隣の葉っぱに移動しているのを見つけました。
1日で移動距離が20cm 😂😂😂

やっぱり瀕死のハルゼミが、ここを死に場所に選んだのかと思いました。
(・・・にしても、死ぬ前の疲れた様子がない。大体において羽が破けてたりボディーが傷ついてたりしますが)

しかし、画像を沢山検索し、やっとの事で同じセミを見つけると・・・
どうやらこれは「エゾゼミ」という夏のセミらしい。
ハルゼミではありませんでした。


その次の日、今度はアスファルトの上で見つけました。
やっぱりジッとしています。息を吹きかけるとやっと動きます。
昨日の日速20cmのセミが頑張ってここまで移動して来たのかと思いました。

が・・・、

違いました。
最初の画像のセミは「エゾゼミ」
アスファルトにいたのは「コエゾゼミ」

違いは、この赤い丸印の部分。
筋がつながっているのがエゾゼミ。
肩の部分で切れているのがコエゾゼミ。
・・・だそうです。

ちなみにエゾゼミもコエゾゼミも、昆虫図鑑にでている個体の文様の色と羽の付け根の色は黄色です。
個体により若干色が違うとは書かれていました。  
我が家に居る子達は、エゾゼミの方は若干黄色がかっている部分もありますが、二匹とも綺麗な黄緑色でした。
 
ということは、時間が経つと緑から黄色に変色(劣化?)するのでしょうか?
もしそうだとすると、うちの動かないコエゾゼミは成虫になりたてで、「ボク、赤ちゃんだからうまく歩けんでち」だったのでししょうか???😂