2021/07/29

7月の庭の花

今年は、庭フェンスを設置した事と梅雨が短かったのとで、鹿被害と植物の傷みが少なく、美しい花がよく咲いてくれました。

今年植えた苗もたくさんあるので、花壇としてはまだまだ粗く充実していませんが、部分的には綺麗に見えるようになりました。


ここに部分切り取りの綺麗な花たちを紹介させていただきます。


思ったより上出来の『ホワイト・ピンクセクション』

庭のフェンスが設置される前に、アスランティアが鹿に強剪定されてしまったので、他の植物よりも成長が遅れ、例年よりも背丈の低い中で開花となりました。

そのせいかどうなのか、アストランティアは今までよりもピンク色がよく出て、結果的にこのホワイト・ピンクセクションに大変美しいおかずとなってくれました。


『魔女の円庭』のハーブたち。

毎年の鹿被害と雨で花がボロボロだったり咲かずに終わったりしていましたが、今年は違います。
まず、ラムズイヤー。
初めて蕾が出て・・・
咲いてくれました!
(こんなはなだったのかぁ〜)

エキナセアや赤色のベルガモット(モナルダ)も咲き始めました。
エキナセアはひょろひょろなので、強い雨が来そうな時は、折れないよう保護しておきます。


『岩壁セクション』の黄色の花も真っ盛り。
リグラリア・プルツェワルスキーは今年も見事です。
去年に比べ開花が早く、蝶の羽化する時期の前には咲いていました。
そのせいか、今年は去年ほど蝶が群れていません。

こちらはヘリオプシス。
中央がお赤くなっているのが、ヘリオプシス・バーニングハーツ。
全体黄色一色のが、ヘリオプシス・プリマバレリーナ。
左下に見える小さくて黄色い花は、サンビタリア・グレートイエロー。


さて、ガーデンへのアプローチ、『山野草エリア』に咲いている花たち。
今年はマーガレットが元気に長生きしています。
マーガレット、雑草ミントとミニコスモスの高さが良い具合に構成されています。

黄花ミニコスモスは満開近くなりました。
こちらは強い雨が降ったすぐあと。
水流のように、綺麗にしなだれております。
青紫の花は、ルリマツモドキ・ブルーサファイア。

そしてこちらは、コスモス・ダブルクリッククランベリー。
直射日光が当たって、かなり明るい赤色になっていますが、本来はバックに写ってる位の黒ずんだ濃い赤色です。

これは背丈があるので、雨が降ると逆Uの字に倒れてしまいます。
自立が難しいので、背の高い植物の隙間に植えればよかったですね。


本日最後は、『シェードガーデン』エリアに植えたアナベル。
どど〜〜〜ん!!
まだ株が大きくないけれど、立派な大輪が咲いてくれました。
そして、次々と花が付いてうれしい!
来年、さらに大きく成長した姿が楽しみです。

2021/07/23

初めての芝刈り

あっという間に7月も中盤。
そして、梅雨が晴れました。
なんと今年の北八ヶ岳山麓の梅雨は、3週間ほどで終わってしまいました。
短い梅雨は、庭造り中の我が家には好都合。
強くたたきつけるような雨も少なく、植物がほとんど傷つかなくてホッとしています。
ありがたや〜〜〜。

梅雨が終わって日中かんかん照りになっても早朝は雨が降ったり朝露が降りたり、夕方には通り雨が降るので、芝の水やりをしなくて済むのがうれしいです。
そして、ぐんぐん伸びて来ています。

平地部分の撒き芝が生えそろうのを待っているうちに、斜面の張り芝が20cm以上も伸びてしまいました。
斜面の芝が波打つほどに伸びまくり。

平地部分の芝は、種が雨水に流されてハゲハゲに。
クレーターのようにボコボコです。
これでも2回撒いてます。
地の土が硬くツルツルになってしまっているので、ちょっとの雨水で流され定着してくれません。

斜面の芝はさすがにこれ以上放置できないので、晴れて芝が乾いた貴重な瞬間に、一気に刈り込みです。

初めてのエンジン式の芝刈り機。
これは自走ロータリー芝刈り機なので、結構重いです。
しかも斜面でうまく進めず、さらに芝が伸びすぎていて綺麗に刈れません。

超ヘッピリ腰!

なんとか刈り終わり、刈り跡を見てみると・・・
見事なトラ刈り 😅😅😅

斜面なのと長すぎた丈のせいだという事にしておきます。
その後、電動バリカンやら電動草刈りソウでなんとか見られる位まで仕上げました。

精進します・・・。

芝刈り機は一応デサッチ収集ボックス付きなのですが、かなり取りこぼしがあるので、結局最後はサッチを手で掻き集めなければなりません。


さてここで、手掻きデサッチングのために3種類のツールを使い比べてみました。

① ガーデンレーキ
② 熊手
③ 小さい熊手

最初にガーデンレーキを使うと芝がかなりひっかかり、元気な芝まで掘り起こされて抜けてしまうのでは、と思いましたが、集めた芝を見ると、引っかかって抜けているのは刈れた芝ばかりで安心しました。

3本比べの結果、アイアン製のガーデンレーキが収集力一番、重さも一番ということで。
熊手は軽くて余分な力がいらないのが嬉しかったのですが、歯が粗なだけに収集リィクが悪かったのが残念。

小さい熊手は歯が密ですが掻き寄せる力が無いので、仕上げに丁度良いかもですね。

どれも一長一短でしたね。

それでは、今回はこれまで。

2021/07/15

エゾゼミとコエゾゼミ

7月に入って、いつの間にかハルゼミの鳴き声もカッコーの鳴き声も聞こえなくなりました。
その代わりに、ジージージーという夏のセミの声が。

そして、庭仕事をしていると地面から近い位置に生きているセミを発見します。

このセミは、乗っている葉を揺らしても ちっとも動きません。
瀕死のハルゼミなのか、それとも生まれたてで まだうまく動けない赤ちゃんゼミなのか???
 
次の日、隣の葉っぱに移動しているのを見つけました。
1日で移動距離が20cm 😂😂😂

やっぱり瀕死のハルゼミが、ここを死に場所に選んだのかと思いました。
(・・・にしても、死ぬ前の疲れた様子がない。大体において羽が破けてたりボディーが傷ついてたりしますが)

しかし、画像を沢山検索し、やっとの事で同じセミを見つけると・・・
どうやらこれは「エゾゼミ」という夏のセミらしい。
ハルゼミではありませんでした。


その次の日、今度はアスファルトの上で見つけました。
やっぱりジッとしています。息を吹きかけるとやっと動きます。
昨日の日速20cmのセミが頑張ってここまで移動して来たのかと思いました。

が・・・、

違いました。
最初の画像のセミは「エゾゼミ」
アスファルトにいたのは「コエゾゼミ」

違いは、この赤い丸印の部分。
筋がつながっているのがエゾゼミ。
肩の部分で切れているのがコエゾゼミ。
・・・だそうです。

ちなみにエゾゼミもコエゾゼミも、昆虫図鑑にでている個体の文様の色と羽の付け根の色は黄色です。
個体により若干色が違うとは書かれていました。  
我が家に居る子達は、エゾゼミの方は若干黄色がかっている部分もありますが、二匹とも綺麗な黄緑色でした。
 
ということは、時間が経つと緑から黄色に変色(劣化?)するのでしょうか?
もしそうだとすると、うちの動かないコエゾゼミは成虫になりたてで、「ボク、赤ちゃんだからうまく歩けんでち」だったのでししょうか???😂

2021/07/03

バラが咲いた・・・けど

初めてのバラ育て。
鉢植えの時から、今年は母のバラ「アイスバーグ」がストレスのせいかうどん粉病が酷くなり、地植えしてさらに悪化したので、結局全ての蕾を切り落とすことに。
残念です。

で、私の「バスシーバ」は。
初めての蕾が開花しました💖
梅雨の雨にも負けず、綺麗なアプリコット色の花を咲かせました。

ただ、葉はところどころうどん粉病に感染しています。
展着材、病気用のお薬、虫用のお薬を色々購入し、ローテーションで散布。

バスシーバの次に、「レイニーブルー」が蕾をつけました。
この時点で、花びらの外側が少し虫に食われた感じがしています。
こちらも殺虫剤をしっかり散布。

そして、先日の大雨のあと、開花。
虫食いと豪雨の影響で外側の花びらがボロボロ。
それでも、中心を見ると 💜が!
素敵です。


こちら、モーヴァンヒルズ。
な、な、なんと、たくさん出ていた蕾と新芽が全て無くなってました😱😱😱
犯人は、鹿です😡💢💢💢
雨に打たれてシュートの先端がフェンスの外側に出てしまったようで、そこを狙われました😩
 
他に脇芽は出ていないので、今年はもう花が咲きませんね。
仕方ありません。
食われた先端です。
ここから病気にならないか心配です。

鹿はフェンスの隙間に長い舌を挿入して巻き取って食ってしまうのかもしれません。(母談)
勉強になりました。

モーヴァンヒルズは残念ですが、あとはバスシーバが付けてるいくつもの蕾が全部咲いてくれることを楽しみにしていましょう。
(レイニーブルーは新しいシュートが無い為、今年は一輪しか咲きそうにありません。)

 

2021/07/01

6月の庭の花 2

6月下旬、梅雨まっただなかの庭です。
 
我が家の玄関正面の開けたスペースには様々な山野草が自然発生しているのですが、せっかく芽吹いてもあっという間に鹿に食われてしまいます。
今年は雪解けと同時に170cm強の高さでネットを張ったおかげで鹿被害が激減し、自然の草花がたくさん育ってくれました。

鹿が敷地に入ってくるようになったのがここ10年の話なので、鹿被害に合っていなかった以前の景色が戻って来たようです。 

特に今年はキンポウゲが大繁殖。
そして我が家の敷地ではニューフェイスのクリンソウも自然発生。
黄色に敷き詰められたキンポウゲ畑に、一本だけスッと立つ真っ赤なクリンソウが目立ってます。

この辺りでは、歩いて5分程の所にある湧き水が出ている場所でクリンソウが群生していますが、我が家の敷地や隣の敷地では過去一度も見たことがありませんでした。

きっと鹿が花を食べた時に口周りや鼻先に種子をくっつけたまま、我が家の草をむしった時に落としていったのでしょう。
なにしろ鹿は食べ方が汚くて、いつも口の周りにお弁当をくっつけてるので。

そしていつも笑ってしまうのが・・・
結構な割合で、爪楊枝でシーシーしてるみたいに茎が口から飛び出たまま。
まるで昭和の漫画に出てくる男らしさの(苦笑)象徴。😂😂😂
参照:葉っぱをくわえる昭和マンガの若者達

この鹿達はメスですが・・・😅。

とにかく、こうやって色々な植物が運ばれてくるんですね。


茂みの中に何本もキバナヤマオダマキが咲いています。
こちらも鹿に食われず生き延びています。👏👏👏

こちらも沢山咲いたウツボグサ
名前が出てこなかったので調べてみると、長野県では『ヘビの枕』と言っているそうです。
花弁が散った姿をそう表現したのかな?
面白い。

梅雨の頃には紫色の花が多いのかしら。
こちらはムラサキツユクサ
鹿よけネットからはみ出して咲いています。
キツキツでちょっとかわいそう。

こちらはミヤコワスレ
梅雨入り前に咲いたので、強い雨で花弁が痛ます綺麗。

梅雨入り前には、春咲きの花の種の回収。
今年はプスキニアリバノチカの種だけを獲りました。
種を獲ったはいいんだけど、どうしよう、これ・・・。

球根栽培の花の種撒きって、芽が出るのかな?


最後は、毎年出てくる名前のわからない木の芽。

楓に似てますが、葉の形が違います。
葉をスキャンして名前を調べられるアプリで検索しても、何の木だかわかりません。

随分昔に伐採した木から毎年一本だけ新芽が出るんです。

で、新芽が赤くて育ってくると黄色から緑に変色していきます。
紅葉とは逆ですね。
グラデーションが綺麗です。

いったい何の木なんでしょうね〜。
(ちなみに、植物検索アプリでは「カエデ」と出て来ました)