その後は毎日晴天です。
明けたと同時に、暑い毎日です。
それでも日中の最高気温は30度を下回るほどで、勿論エアコンなど無い我が家の中は涼しく、夜は長袖パジャマでも丁度良いほど。
ここ数年は昼も夜も暑くて扇風機が大活躍の異常気象だったのが、今年は久しぶりに高原の夏らしい気候に戻りました。
今の所・・・。
ハーブの円庭を 150cm高のネットで囲っていたにも関わらず、先日、ハーブが鹿に食われてしまいました。
(花壇に足跡があったので、犯人は鹿と判明)
どこからどう花壇に侵入したのか???全くもって不思議です。
キャットニップをはじめ、エキナセア、リアトリス・ゴブリン、そして新芽か蕾かわからなかったベルガモット・ホワイトが・・・。
ショック。
エキナセアは昨年鹿に食われて壊滅状態でしたが、今回は全滅にはならなかったので少しホッとしています。開花間近だったグリーンツイスターは食われてしまいました。ルビースターとグリーンエンジェルは被害なし。楽しみにしていたグリーンツイスターは主茎がやられましたが、脇芽が出ているので、もしかしたら開花が望めるかも。
こちら、今回の生き残りの一つ、エキナセア・グリーンエンジェル。
さて、ベルガモット「ケンッブリッジスカーレット」と同時に植えた「ホワイト」ですが、ケンブリッジスカーレットの方が成長早く、丈も大きく開花も早くて派手なので、ホワイトの存在をすっかり忘れていました。
というか、去年ホワイトも植えたはずなのに赤の方が有性で白は消えたか、とさえ思うようになっておりました。
7月後半になって、やっとホワイトの方の茎の先端に蕾が沢山付きました。
・・・ この時まだこれがホワイトだとはわかっておらず、むしろサルビアなのかとさえ思っていたほど。
なので、先端の丸くクシュっとしたものが蕾ではなく、新しく伸びる葉だと勘違いしていたのでした。
そして、半分以上の蕾が鹿に食われてしまって・・・。
そして昨日、ついに開花。
ベルガモット・ホワイト、どんどん開花しました。
花びらの先端がほんのりと紫がかった桃色。
上品です。綺麗です✨。
開花して初めてこれがベルガモット・ホワイトだと気づいた私・・・
ホワイトさん達、ごめんなさいね〜。
今の所、ケンブリッジスカーレットの様な2階建ての蕾は出ていません。
ホワイトの種類は全部1階建てなのでしょうか?
ともかく、これからホワイトがどんどん咲いてくれるのが楽しみです。
巨大株ダリアの「ベン・ヒューストン」も見事に開花。やった〜〜〜。
茎も太くしっかりとした花になりました。
蕾は頭が垂れずに全部上向きです。素晴らしい!
黄色がかったオレンジ色が陽の光でグラデーションになって綺麗です。
ベン・ヒューストンと同じく巨大株種のシンドバッドは、成長が遅く、まだ1mにもならないのに、蕾がついていました。
シンドバッド君、このまま成長が止まってしまうのかしら?
球根のパワーが足りなかったのかな?
土の栄養が足りなかったかな?
ポンポンダリアは、赤、紫(ほぼ赤色と見分けがつかない)が開花し、そして現在は白とピンク(ほぼ赤色と見分けがつかない)に固い蕾が。
ピンクの蕾ですが、まだまだ固いままなのになんか面白い成長を見せています。
ネズミさんの耳みたいな花びらが2枚だけ出ています。
ベン・ヒューストンの後ろに植えていた角トラノオが咲き出しました。
「角」というだけあって、本当にカクカクした花穂ですね。
この花穂タワー、ちょっと香港の高層マンションみたいです。
香港のマンションの十字構造は、一年中湿度の高い気候のなか、部屋にカビが繁殖するのを避ける、風通しを良くする為に考えられた設計なのです。角トラノオの花も風通し良さそうですね。
こちらはダンドウツツジの植え込みの中から生えてきた「ツリガネニンジン」。
直射日光の当たらない、ほぼ日陰の場所に毎年頑張って出て来てくれるのですが・・・毎年鹿に食われてなかなかここまで成長してくれませんでした。
今年は一度食われた後 防鹿ネットを張っていたのでやっと花が咲きました。
秋には日の当たる場所に植え替えてあげようと思います。
西洋物の派手な黄色い花たちの中にしっとりすっきりとした黄色のクサレダマ。
このクサレダマ、なんとオカトラノオ属なんだそうです。びっくり。
最後は大物にして毒花の「ヨウシュヤマゴボウ」。成長が止まりません。
余裕で私の背を追い越し、ただいま約170cm。
花穂もどんどん開花して、中央の実が膨らんで来ました。
以上、8月お盆前の花たちの様子でした。