2020/08/30

iPhone6のフロントパネルとバッテリー交換

フロントパネルを割ってしまっても保護シールを貼ったら結構使えてたiPhone6、バッテリーが膨らんできたのでどうにかせねば!

・・・と思っていましたが、修理を外に出すのが嫌だったので長らく放置しておりました。

でも最近はそれに目をつぶることができなくなって来て、ついに自己修理の手術に踏み切りました。

こちらが患者様

なぜ修理に出したくなかったかと言いますと・・・

外に修理を依頼するには、念のため秘密データなどを消しておかなきゃいけないので。

いや、当方秘密なものはないのですが、遊んでる途中のゲームアプリとかありまして。
ゲーム途中経過のデータはクラウドに乗せられないから、消しちゃったらまた最初からやり直し。
3年以上かけてステージが1205まで来たので、どうしても消せないのです。(因みにこのゲームのゴールはステージ1440)

・・・てことで、YouTubeで交換方法のとてもわかりやすい動画を発見したので、自力で開腹手術に挑戦です。 

バッテリーとパネルはネットで購入です。
バッテリーはどうしてもApple純正にしたかったので少しだけお高かったけど、フロントパネルとバッテリー合わせて約5,700円也。
修理に出したら何万円も取られるでしょうから、これは自分で頑張るしかないでしょう。

さて、手術開始です。


超わかりやすい動画のおかげで思いの外サクサクと進みます。
余裕じゃ〜ん。

・・・とおもいきや、カメラの再セッティングに少し手間取りました。
何しろ目が悪いので、細かいところがなかなか見えない&配置が難しい。

そんな時には、手持ちの工具が大活躍。
スパチュラと宝石用のピンセットとルーペ。

スパチュラは、よく歯医者さんが歯に詰め物をする時に使うステンレスのヘラなのですが、ジュエリー加工にも同じ物を使います。
iPhoneの精密なパーツを持ち上げたりする時に、傷をつけずに隙間に差し込めます。

宝石用ピンセットは、他のピンセットと何が違うかというと、1mmほどのダイヤモンド等も簡単に拾える・落とさない様に先端部分の内側に絶妙な滑り止めの溝が付いている事と、開き閉じのバネ(っていうの?)がとてもソフトでセンシティブな事。
iPhoneのたくさんある小さなネジをつまんだり小さなパーツを隙間に配置したりする時に、このソフトタッチな開き閉じ具合と滑り止めが偉大な働きを見せてくれました。

ところで、購入したフロントパネルの裏に、こんな可愛いスタンプが押されておりました。

さて、完成。
スイッチオン!
問題、なし!画像も綺麗。
イェ〜イ🙌🙌🙌

バッテリーも正常。ちゃんと100%までチャージできてます。
しかし、一つ残念なことが。

パネルの滑りがイマイチ悪い😢
・・・

でもね、付属で付いて来たガラス保護シールが、なーんと元来の滑らかさを再現してくれました!!
これは予想もしなかった驚きでした💕

因みに、パネルを新しくすると TouchIDが無効になってしまうので、TouchIDを維持したければAppleに修理を頼むしか手はない様です。

最後に、参考動画のリンクです。
iPhone6 用の修理動画です。
フロントパネル交換:

バッテリー交換:

2020/08/25

8月の庭の花2

お盆前後はこちらも猛暑となりました。
とはいっても、日中最高気温が30度を超えるのは正午あたりからほんの2~3時間程度です。しかも一番高くて32度位。
そして夜〜朝は20度を下回ります。(今朝は15度)

そんなお天気続きで、どんどん花が咲いてくれてる我が山林ガーデン。

今回は8月後半の花のご紹介です。


中輪のダリア、「シンドバッド」が咲いた〜〜〜!
今回咲いた色合いはコーラルピンクから白へのグラデーション。
綺麗な色でうっとりです。

育った環境によって色の出方が異なる種類のシンドバッドですが、我が家のこの色がとても気に入っております。
赤過ぎず、白過ぎず、偏ってなく。
他の蕾はどうかしら?
どんな色味に咲いてくれるか、とても楽しみです。

それにしても、去年は鹿に食われた後結局咲かずに終わったので元来の大きさが分からずでしたが、こうやってベンヒューストンと比べると随分小さいですね。
ほぼ半分の高さ。こんなに身長差があるとは思わず。

「わい性ブッドレア・藍姫」もどんどん咲き出しています。
咲いて枯れたと思ったら次々と新しい花穂が出てきて成長が早いです。
わい性の種類なのに花穂が大きいので、中途半端に、斜め40度くらいの上向きで成長しています。
株の中心から笑っちゃった感じに四方に広がって、なんか間抜け。

あれ、ちょっとまって!
ここに「イギリスの田舎の田園地帯」が現れたよ!?!?
↓↓↓イギリスの田舎の田園地帯↓↓↓
この田園のようなパッチワーク状に変色した葉、病気でしょうか?病気だろうなぁ。
モザイク病ともちょっと違う様な気がしますが・・・。調べてもネットでは判明しませんでした。

「アスチルベ・スノードラフト」も小さな花の集合体がふぁさ〜〜っと。
レースの様で綺麗です。

「エキナセア・グリーンエンジェル」は、開花段階で整い方がちがっていて、しかもそれぞれが綺麗な見え方で、とても魅力的でした。
最初は八重咲きのような花びらです
成長すると花びら一枚一枚が同じ長さに

ふつうの「ツユクサ」は午前中だけ咲きます。
思いの外青みが強く、ビビッドなコバルトブルー。

「ミズヒキソウ」の開花第一号。
これが咲くともう秋という感じがします。

岩の隙間からシダ類やフキなどとともに生えてきている「ゲンノショウコ」の花とその蒴果。

ガクがお星様の様で可愛いです。

そして、花が終わり蒴が育っています。
ゲンノショウコの別名「神輿草」の由来は、この蒴果が熟して反り返った形が神輿の屋根に似ているからだそうです。

最後は、あちこちに生えまくっている雑草の「盗人萩」(我が家ではヌスットと言ってます)の花。
可愛らしい薄ピンクです。
でも服にくっつく種子袋が成長する前に抜いておかねば!

2020/08/13

夏の山林ガーデニングファッションと注意点2020

夏、山林の庭仕事をする時の私の作業ファッションと注意点を公開します!

標高の高い高原地帯では日中の最高気温が30度を超えることはあまりないのですが、空気が澄んでいる為、結構日差しが強いです。

そんな場所では、UVカット&接触冷感のロングスリーブの上着が真夏の外仕事に大変重宝します。

フードが付いているデザインだと、なお良し。
特に首と耳がすっぽり隠れるタイプのものは、死角になり易い首の後ろ部分の日焼けと首周り耳周りの虫刺され予防になります。
はっきり言ってこのフーディー、私の必須アイテムです。

首には汗用タオルを巻いています
そしてやっぱり夏は麦わら帽子。

中国の片田舎の市場で購入した、帽子部分の高さがあってツバの広い、農作業に特化したような作りの逸品です。(日本円で100円位だったかな)

今までガーデニング用にいくつか帽子を購入してみましたが、この麦わら帽子に勝るものは無し!
おかげで他の帽子はお蔵入り・・・。
夏じゃなくてもお天気の良い中での庭仕事には被るようになりました。


足回り、ボトムスの裾はソックスにタックインするのを忘れずに。
なぜなら、裾から虫が侵入してくるからです。

外に出るときは全身に虫除けスプレーを噴射します。
顔も忘れずに、顔用虫除けを塗りたくります。
ちょっと前に顔に塗り忘れたらブヨに瞼を噛まれて酷い顔になったし・・・。

そう、ここはヤブ蚊はあまりみかけないのですが、ブヨが沢山います。
吸血系の虫、特にブヨは動脈が通っている場所を噛むのですが、ゴムなどで締め付けられた場所はうっ血して特に狙われやすいです。
なので、ソックスのゴム部分とかウエストの締め付け部分などにはこれでもかって程入念にスプレーしておきます。
あ、くるぶし周りも狙われます。しゃがんで作業していると足首もうっ血するから。


そしてスズメ蜂も沢山います。
スズメ蜂は黒いものに寄ってくるので、真っ黒の服は避けます。

黒髪の人はよく頭部を刺されるようです。
幸いにも私の髪の毛はシルバーのハイトーンカラーにしているので、もし帽子をかぶっていないときに蜂が来ても顔の周りは狙われなさそうだけど・・・。

そして他の虫が寄って来やすい黄色や明るい緑色の服も避けます。

以上、総合するとこんな服装コーディネートとなりました〜。
まるで16世紀南蛮人
川上澄生 木版画 南蛮人図

2020/08/11

8月の庭の花

北八ヶ岳山麓も、8月2日に遅い梅雨が明けました。
その後は毎日晴天です。
明けたと同時に、暑い毎日です。
それでも日中の最高気温は30度を下回るほどで、勿論エアコンなど無い我が家の中は涼しく、夜は長袖パジャマでも丁度良いほど。
ここ数年は昼も夜も暑くて扇風機が大活躍の異常気象だったのが、今年は久しぶりに高原の夏らしい気候に戻りました。
今の所・・・。


ハーブの円庭を 150cm高のネットで囲っていたにも関わらず、先日、ハーブが鹿に食われてしまいました。
(花壇に足跡があったので、犯人は鹿と判明)
どこからどう花壇に侵入したのか???全くもって不思議です。

キャットニップをはじめ、エキナセア、リアトリス・ゴブリン、そして新芽か蕾かわからなかったベルガモット・ホワイトが・・・。
ショック。
エキナセアは昨年鹿に食われて壊滅状態でしたが、今回は全滅にはならなかったので少しホッとしています。開花間近だったグリーンツイスターは食われてしまいました。ルビースターとグリーンエンジェルは被害なし。楽しみにしていたグリーンツイスターは主茎がやられましたが、脇芽が出ているので、もしかしたら開花が望めるかも。

こちら、今回の生き残りの一つ、エキナセア・グリーンエンジェル。

さて、ベルガモット「ケンッブリッジスカーレット」と同時に植えた「ホワイト」ですが、ケンブリッジスカーレットの方が成長早く、丈も大きく開花も早くて派手なので、ホワイトの存在をすっかり忘れていました。
というか、去年ホワイトも植えたはずなのに赤の方が有性で白は消えたか、とさえ思うようになっておりました。

7月後半になって、やっとホワイトの方の茎の先端に蕾が沢山付きました。
・・・ この時まだこれがホワイトだとはわかっておらず、むしろサルビアなのかとさえ思っていたほど。
なので、先端の丸くクシュっとしたものが蕾ではなく、新しく伸びる葉だと勘違いしていたのでした。

そして、半分以上の蕾が鹿に食われてしまって・・・。

幸いにも、沢山の脇芽があって、それぞれに蕾がついていたので、全滅とはいかずにすみました。
そして昨日、ついに開花。

ベルガモット・ホワイト、どんどん開花しました。
花びらの先端がほんのりと紫がかった桃色。
上品です。綺麗です✨。

開花して初めてこれがベルガモット・ホワイトだと気づいた私・・・
ホワイトさん達、ごめんなさいね〜。

今の所、ケンブリッジスカーレットの様な2階建ての蕾は出ていません。
ホワイトの種類は全部1階建てなのでしょうか?

ともかく、これからホワイトがどんどん咲いてくれるのが楽しみです。


巨大株ダリアの「ベン・ヒューストン」も見事に開花。やった〜〜〜。
茎も太くしっかりとした花になりました。
蕾は頭が垂れずに全部上向きです。素晴らしい!

黄色がかったオレンジ色が陽の光でグラデーションになって綺麗です。

ベン・ヒューストンと同じく巨大株種のシンドバッドは、成長が遅く、まだ1mにもならないのに、蕾がついていました。

シンドバッド君、このまま成長が止まってしまうのかしら?
球根のパワーが足りなかったのかな?
土の栄養が足りなかったかな?


ポンポンダリアは、赤、紫(ほぼ赤色と見分けがつかない)が開花し、そして現在は白とピンク(ほぼ赤色と見分けがつかない)に固い蕾が。

ピンクの蕾ですが、まだまだ固いままなのになんか面白い成長を見せています。
ネズミさんの耳みたいな花びらが2枚だけ出ています。

ベン・ヒューストンの後ろに植えていた角トラノオが咲き出しました。
「角」というだけあって、本当にカクカクした花穂ですね。

この花穂タワー、ちょっと香港の高層マンションみたいです。
香港のマンションの十字構造は、一年中湿度の高い気候のなか、部屋にカビが繁殖するのを避ける、風通しを良くする為に考えられた設計なのです。
角トラノオの花も風通し良さそうですね。

こちらはダンドウツツジの植え込みの中から生えてきた「ツリガネニンジン」。
直射日光の当たらない、ほぼ日陰の場所に毎年頑張って出て来てくれるのですが・・・
毎年鹿に食われてなかなかここまで成長してくれませんでした。
今年は一度食われた後 防鹿ネットを張っていたのでやっと花が咲きました。
秋には日の当たる場所に植え替えてあげようと思います。


さて、こちらは3年目にしてやっと開花した「クサレダマ」。

西洋物の派手な黄色い花たちの中にしっとりすっきりとした黄色のクサレダマ。
このクサレダマ、なんとオカトラノオ属なんだそうです。びっくり。

最後は大物にして毒花の「ヨウシュヤマゴボウ」。成長が止まりません。
余裕で私の背を追い越し、ただいま約170cm。
花穂もどんどん開花して、中央の実が膨らんで来ました。

以上、8月お盆前の花たちの様子でした。

2020/08/01

ルドベキア・マキシマと思ってたら毒花だった件

2年前にルドベキア・マキシマを植えた前方に、去年の春から同じ様な大きな葉を持つ、立派に育ちそうな植物が生えて来まして。

もちろん、これはルドベキア・マキシマの新しい株が生えて来たんだ〜と信じて喜びます。

でも茎が伸びてくるとルドベキアとはちょっと違う様な気が・・・。

そして、ルドベキア・マキシマと同時に葉とメインの茎を鹿に食われ、開花が絶望的に。
それでも脇から新しい茎が伸びて来たので、大きくなるのを楽しみにしていたんです。

しばらくすると、白いコーン状の花穂の様なものが現れました。
その時にスプレーした忌避剤が悪かった様で、次第に枯れていきました。

ということで、去年は開花せずにシーズンを終えてしまったこの植物。
花が咲かないので、結局これがなんの植物かわからずじまい。

さて、今年になってまた同じ場所から大きな葉が出て来たので喜んでおりました。

ルドベキア・マキシマがあったこの後ろ側からは何も出て来ません。
おかげで脳内では、この植物がルドベキアなんだと勝手にすり替わっておりました。

そしてどんどん背が高くなっていくのが嬉しくって!

蕾がつくのを毎日待っていると、やはり昨年と同じ白いコーン状の花穂がヒョッコリ現れて・・・。

どんどん増えていきます。

ついには花穂の様なヒョッコリはんが綺麗な薄桃色になり・・・

本日、花穂の粒の一つが咲いているのを発見。
ええ〜、これは全然ルドベキアではないぞ!?!?


なので、知人に教えてもらった花の名前を調べるサイト、PC版の『ハナノナ』で検索してみたら・・・




はい、出ました!
この植物は、「ヨウシュヤマゴボウ」という植物らしいです。
どこにでも生えている雑草らしいです。

しかも毒性植物でした。
根っこから葉から花(実)、種まで全部毒って!
じゃあ去年これを食った鹿はひどい目に逢ったね、きっと。(ざまぁミソヅケ ← 死語?😆)

それにしてもこのヒョッコリはん、本当に可愛らしい花です。

ということで、こちらの植物は私が開花を待ち望んでいたルドベキア・マキシマではないことがはっきりしました。
まあ、冷静に見れば葉の付き方、茎など全然違うしね・・・。

しかしこの植物、あたかも私が植えたかの様に本当に絶妙な場所に生えて来てくれちゃってね。
葉っぱも大きいし背も高くなるし、もしかしたら変種のルドベキアかも?と、少しは期待しちゃうじゃぁありませんか。
ホント人騒がせさんです。

それにしても、毒性の雑草とはいえ折角ここまで大きくなったし、周りとうまく共存してる様なので、今シーズンは抜かずにこのまま育ててみますね。


冬の刈り込み時期になったら別の場所に植え替えてみようと思います。