2020/07/27

7月の庭の花


山林特有の 激しい雨が降ったり止んだりの毎日ですが、強い雨にも打たれ強い花たち。

どの植物にも蕾がたくさん付いていて、今か今かと開花が楽しみ。

去年は鹿に食われたり未熟だったルドベキアマキシマやリシマキア、そしてクサレダマが、どんどん大きくなっています。
もうすぐ私の背を追い越します
毎年鹿に食われて育たなかったルドベキアマキシマ、3年目にしてやっと開花が望めそうです。
そしてこの茎からヒョッコリ出没する不思議な物体。


何個も出てるんですが、これ、花じゃないよねぇ?

我が家のヒョッコリはん、去年もちらっとお見受けしたのですが、出没後すぐに鹿被害に遭ったのでそれが一体何なのか分からずじまいでした。
雄株雌株とか関係あるのかな?

これが今後どう育つのか、興味津々です。


そして、夏咲きの花は黄色が多いような気がします。
ヘリオプシスもリシマキアもクサレダマもこれから咲くであろう(希望)ルドベキアマキシマも全部黄色です。

岩壁花壇にいつも元気に育つリグラリア・プルツェワルスキー、今年はたくさんの花穂が付いて満開です。

この花の蜜を吸いに、蝶や蛾、ミツバチやその他大勢の昆虫がやってきます。
不思議なことに、昆虫も黄色ばかり。


ヘリオプシス・バレリーナも綺麗に咲き出しています。
名前のとおり、バレエのチュチュのように花びらが広がっています。

ヘリオプシス・バーニングハーツはバレリーナより背が高くなりました。

リシマキア・ファイアークラッカー。
思いの外 小さく可憐なお花でした。

背の高い植物群のこのエリアは、支柱の嵐です。
背が高いので支柱が必要なのと、防鹿ネットを張る為に、長い棒がツンツン立ちました。

岩壁の右端に植えた、去年は花がつかなかったペルシカリアが開花。

開花した花の形は、思ったのとちょっと違いました。
もっとバサバサとしたボリュームある花かと思ったら、一つ一つが小さい小花の集合体で全体も小ぢんまりした感じ。来年は大きくなるかしら?

先週鹿に食われてしまった真っ赤なポンポンダリアの横に、紫色が咲きました。

激しい雨で茎が曲がってしまったので切り花にしました。


ポンポンダリアのバックショット
なるほど、こうなってるのか〜。

先週鹿被害があったポンポンダリアを植えている場所は、鼻を突っ込まれない細かい目の網を張りなおしました。多分これでもう大丈夫かと。
これからピンク、黄色、白のポンポンダリアが順次開花予定なので楽しみです。

ところで魔女の円庭に今年復活したチャイブかと思っていた葉っぱのところから、別の花が咲きました。
「トリテレイア」という花でした。
可愛らしい紫の花。
2017年11月に球根を植えて以来、初開花です。
うれしいですね〜。

紫色といえば、桔梗です。我が家の桔梗はなぜか背が高くならず、地面すれすれに咲いていて、他の植物に埋もれています。
背が低いのに花は大きいのです。
ずんぐりむっくり。


さて、先月 木の伐採をしてもらった時に、業者さんが二股に別れていた丸太を親子椅子に仕立ててくれました。



元の切り株は径が大きいので切り口を平らに、テーブルになるようにしてもらいました。
いつになったらそこでお茶ができるくらいまで整うでしょうか・・・?


最後に、まだ7月なのにもう紅葉が始まっている山桜。
雨に濡れていっそう綺麗な紅色です。