2022/09/29

8月の庭

庭の花日記がすっかり1ヶ月遅れの月記になってしまっています。
ということで、今日は8月の庭の花を時系列でリビュー。

8月7日 草むしり中の母

8月7日 そろそろ芝刈りしなきゃ!

8月7日 芝刈り後のサッチング中

夏真っ盛りの花壇は、黄色と赤の花が満開です。
ヘリオプシス、ルドベキア、リシマキアの花がワサワサに咲き乱れています。
今年は成長期に鹿に喰われる事がなかったので、無剪定で伸び放題。
これなら、鹿に新芽を喰われていた方が程よい背丈になって良かったかも。
結局、鹿は良い仕事をしてくれていたワケですね〜。
8月8日

こちらはハーブ花壇の『魔女の円庭』。
初夏に赤色のモナルダを結構切ってしまったので、この時期は白色がメインになってしまいました。しかも去年より白花が多く育ったので尚更です。
8月15日

こちらはリグラリア・ミッドナイトレディーの蕾。かっこいい名前に似合った蕾、というか、蕾の付き方。個性的ですね。
8月15日

エキナセアは全ての種類が開花済み。
咲き進んで行くと、シベがドーム状からコーンヘッドになって来ます。
8月18日
8月18日
今年は色々な奇形花が育っているのですが、こちらも花弁が奇形です。
(他の奇形種のブログはこちら
どなたか花弁切っちゃいました?って感じに、”前髪パッツン” 状態です。 
8月18日

主張の激しいルドベキア・チェリーブランデーのシベが、さらに凄くなって来ています。
こんなドラム状になるなんて、なんとファンキーな!
ちなみに、咲き始めの頃はこんな感じでした↓↓↓
仏壇のお輪座布団の様です
で、咲き進むとこうなります↓↓↓ アップで見るとショートドレッドヘアーの小汚い爺さんの様です。ラスタ調って感じ?ま、ファンキーといえばファンキーなんですけど。
仏教からラスタに改信・・・と思ったけど、上部は螺髪っぽくもありますね😆😆😆

さて、この時期に楽しみなのは、シブい色の大人っぽい植物「シミシフーガ」の開花です。

ブラシの様な背の高い花穂がかっこいい
白と小豆色のツートーンの蕾が素敵

今年は梅雨明け後も雨が多くて湿度も高く、すっきり晴れた日が続かない夏でした。雨のおかげでどの草花も倒れ込んでしまい、花壇が綺麗に見えなくて残念でした。
今のところ台風で酷いことになっていないのが救いです。

2022/09/03

バラ「バスシーバ」2022 シーズン2

8月19日

春に強選定して丈が50cmほどになったバスシーバ、成長時期に入り、あっというまに180cmもの高さに伸びました。
これで無事越冬したら来年はパーゴラの屋根を覆えるくらいになるかしら?
楽しみです。
9月3日

さてこのバスシーバは四季咲きの種類で、現在2番花が開花中。

ふと花を見たら、うつむいている斜め横顔の花びらの配列が、蓮の花の様で思わず写真を撮ってしまいました。
雨で少し汚くなっていますが、花びらの重なり方と一枚一枚の空間が蓮そのもの。
しばしウットリ
早くツルがパーゴラを埋め尽くして、沢山花を付けてくれると嬉しいな。

バラ「ザ・シェパーデス」をお迎え

この夏イングリッシュローズを一株、新たにお迎えしました。

デビッドオースチンローズより、「ザ・シェパーデス」という直立型のシュラブ咲きのバラです。
「ザ・シェパーデス」という名前の由来は、イングランド、エリザベス朝時代の有名な軍人であり詩人でもある、サー・フィリップ・シドニーの牧歌集『アルカディア』(1593) に出てくる女羊飼からだそうです。(2人の羊飼いが思いを寄せる、ユレイニア[Urania] - 実は天上のヴィーナス - という不思議な魅力を持つ女羊飼いの事と思われる)


ザ・シェパーデスの花弁は中央がアプリコットピンク色、外輪がホワイトに近い薄〜いアプリコット(場合によってはメローイエローっぽい)になる、上品な色合い。 
香りは思いの外強く、フルーティーで爽やか。

注文した鉢苗は、新苗なのか大苗なのか届くまで不明でした。
8月7日、届いた箱を開けると、思いのほか大きく育った株で驚きました。
しかも、開花している花と蕾が沢山付いていてさらに驚き。
デビッドオースチンジャパンさま、立派な株をどうもありがとうございました。


さてここで、鉢増するかしないかという疑問が出てきました。
8月の一番暑い時に届いた大苗をすぐに鉢増するべきか、秋まで待つべきか。

届いた箱に入っていた説明書には、届いたらすぐに鉢増してくださいと。
しかしネットで調べると、真夏の鉢増はNGと。

え〜、どっちよ?

わからなければデビッドオースチン社に聞けば良いんでしょうけど(ご質問があればお問い合わせください、と書いてあるし)。

でも、高原地帯にある山林の我が家の気温は下界と違って日中でも30度いかないし夕方になると外気温は25度以下になるし、夜はよく御湿りあるし。

ということで、思い切って鉢増してみました。
鉢増後、特に元気がなくなる事なく次々と花を咲かせてくれました。

このバラの好きなところは、大きく膨らんだ蕾の形が可愛いこと。
見てください、この桃のような色合いとコロっとした丸い形❣️
可愛くて胸がキュンキュンしちゃいます。

花の形も美しくまとまっています。


そして鉢増後に付いた新しい花は、最初に付いていた花よりもピンク色が無くなって、アプリコットというより黄色味が強く出ておりました。

半月経った現在、夏の花は全て咲き終わり、夏剪定をしました。
現時点で全ての枝に付いている葉はとても健康で、どの葉っぱもツヤツヤしています。
とりあえず安心。

さてあとは、越冬方法、来年春の地植えまでをどうするか、が問題です。
降雪寒冷地での鉢苗の越冬方法に、鉢をそのまま土に埋めてしまう、という技があるようです。雪ぶとんは土の凍結と乾燥から苗を守ってくれるので、この方法を試してみようと思います。

あとは地植え後の庭の環境と株の相性が良いことを祈って。
元気に育ってくれると良いな〜。

2022/09/01

お手製ガーデンゲート(門扉)


"イチから自分で門扉を作ってみました" 記録です。

鹿避けネットを庭への入り口にも張ってしまうと、庭に入るのにいちいちネットを外すのが面倒臭いので、いっそ門扉を設置しようと思いまして。

で、条件を挙げると・・・
鹿避けのために高さ180cmは欲しい。
家の外観を損ねる為、上部に張りがあるアーチやパーゴラは絶対ダメ。
家のデザインと統一感を持たせたい。

以上たったの3点しかない条件に見合う既製品は皆無なので、それなら頑張って自分で作ってみようと。

左右の支柱を塗装中

幸い、製作に必要なアメリカン・レッドシダーの木材、機材、ツール(ガジェット)はほぼ全て家にある。
塗装用のキシラデコールも、去年デッキの再塗装で余った最新バージョンのやつを業者さんから譲ってもらったので、買う必要ナシ。

購入するものは、両脇に建てた柱の上に乗っける支柱カバー、蝶番、掛け金と、透かし模様を取り入れたかったので、壁用のおしゃれデザインフレーム2枚とそれを塗装するペイントスプレーを2缶。
支柱カバーで一休みのジョウビタキ
支柱の上や門扉の脇のドウダンツツジの茂みでは良く野鳥が飛び交っているので、ちょうど良い感じの小鳥さんのデザインのフレームを選びました。
デザインフレームとロートアイアンの掛け金

あとは工具類の中で在庫のないサンドペーパーとかネジとか。

手間と時間はかかったけれど、合計1万円前後の出費で完成しました。


で、出来上がりがこれです。じゃ〜ん。
あとは黒い支柱から門扉支柱まで鹿避けネットを延長させて隙間をなくせば、出来上がりです。

最後に、製作備忘録用の動画のダイジェスト版を貼っておきますので、ご興味があればどうぞご覧ください。