2021/11/03

秋の球根植え付け 2021

景色が秋色に染まりました

11月になりました。
先週は最低気温が0度という日が続いたので、冬支度を急がねば!と焦りました。
でも、今週は暖かさが戻って一安心。


さて、冬支度の一つに、来春咲く球根の植えつけ作業があります。

こちらが今回植える球根です。
去年に引き続きチューリップ4種類とプスキニア・リバノチカ以外、全体の8割ほどが新参者です。
球根各種と植え付けマップ
思いのほか大量になってしまったので、今年は球根花壇を拡張しました。
画像左下から斜め右上に、土が少し濃くなっている帯状の部分が、ほぼ全部球根植物花壇になります。
また、山野草セクション(画像左下)のところにはシックな色合いのチューリップ花壇も増設。

新しいチューリップ花壇

それでは球根を植え込んでいきましょう。
まずはチューリップの配置を考えます。
こんな感じで良いかな。
球根の数は、どの種類も大体10個程度。
白と紫を基調にした、アダルトな雰囲気になる予定。
中央左側の黄緑色のワイヤーサークルは、水仙が埋まっている印です。
水仙の黄色と紫のチューリップの補色の対比、綺麗かな?
実際どうなるか、とても楽しみです。


今回、面白い球根を買いました。
てか、今回袋を開けるまで知らなかったんだけど・・・
球根の面白い形にびっくりしました。

それが、これです。
『遊星からの物体X』みたいです。
ビュルビュルと、迫ってきそうです。
怖いなぁ・・・。

これの正体は・・・、
「キャンドルリリー」です。

触手のような根っこを折らないように植え込むのに、気を使います。
物体X ごとき に気を使うなんて、ね。

キャンドルリリーは2m位まで背が高くなるので、今回は育っても邪魔にならない、デッキ下の風通しの良い場所に植えました。

キャンドルリリーの横には黄色の「キャンデラ」とオレンジ色の「バレリーナ」というチューリップ、手前には紫の花が咲く「カマッシア」を植え込み。
更に、去年のチューリップ「ホーランドシック」の球根も。


岩壁セクションの、岩と芝生部分の際には、イングリッシュ・ブルーベルを植えました。

芝生の中に植え込むにあたり、なにか特別な植え方があるかと思って調べてみました。
すると、クロッカスの芝への植え込み方法を見つけたので、それを参考にしてみました。

① 芝生をコの字に掘り、芝を持ち上げます。

② 中の土をほぐします。培養土を少し混ぜ、球根を入れます。

③ 球根の上に土や培養土を少し被せ、芝生の蓋を閉めます。

④ 上から土または培養土を少し被せて出来上がり。
イングリッシュ・ブルーベルは5cmほどの深さで植えます。

ちなみに、クロッカスは普通は5cmほどの深さに植えますが、植えっぱなしで育てる場合は、新しい球根は古い球根の上に付くので、余裕を持って10cm位の深さにします。


私のクロッカスは、当初は芝斜面のモグラ塚跡地(芝が禿げている場所)に植えようと思っていました。
我が家の芝を入れてくれた芝博士にそれを話すと、秒速でダメ出しが😅😅😅
芝は今禿げててもすぐに埋まるから、と。
芝博士としては、芝面には何も植えて欲しくないようです。
確かに、芝生をメインに見せるの庭にするなら何も足さない方が綺麗だし美しいですね。

私の場合、芝生セクションは広く綺麗な芝面の庭を目指したいので、クロッカスはあまり目立たない部分、石積みがL字になっている部分にまとめて植えることにしました。
ここなら芝生の景観も損なわないだろう。うん。

あとは、バイモユリと黒百合を斜面のミズキの元に植えたら、今秋の球根植え込み作業は終わりです。


さて、球根を植えた後は害獣バリアを張らねばなりません。
鹿に球根が食われないよう、ネットでガード。

下の画像では見にくいですが、黒いネットを花壇に被せるように張ってます。
ここにはアリウムを3種類植えています。

こちらはクロッカスを植えた場所。竹串で囲いました。

そして、これがイングリッシュ・ブルーベルの場所。
バリア棒でこんなんなっちゃいました。
遠目ではこんな風になってます。
なんとも美しくない光景ですけど、道路からは見えない場所なのでいいかなっと。
雪囲いならぬ鹿囲い。これで鹿に荒らされなければいいんだけどね〜・・・

去年からのチューリップやプスキニアに加え、たくさんの球根が埋まった庭。
いまから春の風景が待ち遠しいです。