2021/05/24

5月の庭の花

ちょっと油断していたら、鹿に新芽を食われました。

今年こそは正体を掴むぞ!と思っていた、魔女の円庭に毎年生えては食われて名前が分からずじまいのこの植物も・・・

やっぱり食われました。
あんなに葉が沢山出ていたのに。

結局今年も正体が分からずに終わりそう。

ほかにも、食われていなかったら今頃白い小花が沢山咲いているはずのフロックスもこの通り。
頭を全部食われたので、今年はもう花が咲きません。

角トラノオも全部このとおり。
美味しかったんでしょうねぇ。
これを見つけた鹿は他の鹿に、「やったぜベイビー!俺っち全部食っちゃうよー、ラッキー!」って思ったでしょうね。


さて、鹿に食われない水仙は元気です。
4月中旬に開花したこの子は、5月になって他の子が咲き終わっちゃってもまだ元気に咲いています。


踏んづけられても強く可愛く咲くニリンソウ。
今年初めて発見したのですが、良く見るとニリンソウの6枚の花弁は、2種類の異なるシェイプでデザインされていました。


5月になったら咲き出す何種類かの桜達。
最初に咲くのはオオヤマザクラ。こちらは5月11日のショット。
うっすらと桜色。綺麗です。

10日ほど遅れて咲き出すミヤマザクラ。
ミヤマザクラは白色です。
樹はワッサリモッサリしていますが、花は可憐な感じですね。


白い花といえば、かれこれ6〜7年くらい好きな花の苗を偶然見つけて買ってしまいました。
アークトチス グラディスという花。

筋の入った綺麗な白い花びらと、シベの紫色と黄色の対比、シベの筒状の突起と星が詰まった様な集合体。

花びらの裏の筋目は上品な薄紫色です。
夜になると花びらがくるりと丸まって閉じる姿。
シルクサテンのような光沢。
本当に美しいです。
これから作るホワイトガーデンに植える予定です。
楽しみ!


さて、大雨が降った後のタラノメを観察すると・・・
鼻水が垂れていました(笑)
調べてみると、タラノキは雨が降ると樹液がしたたるそうです。
晴れているときは乾燥してかたまっているのですが、雨になると柔らかくなって垂れてくるそうです。
柔らかくなった樹液に雨水が付いて、ハナタレ小僧になってしまいました。


本日最後は、この方です。

苔。
裏庭にて、地面の上に自然にできた苔玉を発見しました。
直径7cmほど。

実は本当の苔玉ではなく、細い切り株の切り口にドーム状に繁殖した苔なのでした。
周りに苔がない場所なのに、ここにだけ生えていて、お宝発見!という感じ。
しかし可愛かったです。