2020/12/24

薪ストーブ始動



この秋冬はまだ薪ストーブを焚いていませんでした。
先頃の寒波で日中もマイナスの気温が続いたので、いよいよストーブの点け時です。
明日以降天気が崩れる様なので、本日 晴れているうちに薪を買いに行ってきました。

今日は丁度クリスマスだし、外気温も5度近くまで上がったので、今期の初焚きにはジャストインタイム!

初焚き時に外気温がとても低いと、薪ストーブの煙突内の空気も冷えきっている状態なので、焚いた煙が煙突に上昇せずストーブ内部に逆流して、家の中に煙が充満してしまいます。
なので、少しでも暖かい日に、そしてドライヤーで煙突内の空気を暖めてから火を起こします。

さて、火をつける前にまずはストーブのお掃除から。

ストーブ内と灰受け皿に溜まった灰を捨て、フロントガラスも綺麗に拭いて、最後は鉄板部分。
実は鉄板の上蓋の裏側、今まで一度も掃除していなかった〜😅。
ストーブ購入13年目にして初めてのスス払い!

蓋の周りのガスケット(グラスファイバーのパッキンのような紐)を交換した時にガスケットの溝周りの掃除はしたけど、蓋の裏までは思いつかなかった。
蓋裏、もしかしたら軽く盲点だったかも。

で、これが過去12年分の垢。

ススだけでなく松ヤニやその他の樹脂も付いてる感じ。

一回撫でただけで雑巾が真っ黒!
蜂の巣一コマだけで雑巾1/2面が真っ黒!
おかげで手の爪の中まで真っ黒!

そして蓋裏にこんな沢山の文字が。
これ、使用注意事項などが書かれているのですが、初めて読みました〜😅。

掃除も終わり、煙突も暖めて、さあ、火入れ。

薪ストーブのある生活、やっぱり良いですね💕。

それではみなさま、コロナ禍の中ですが、素敵なクリスマスを。

2020/12/17

コロナ第三波の師走とカラマツまみれの車

あっという間に12月。
先週は蓼科にも初雪が降りました。
そして寒波のおかげで毎日 日中でも氷点下。

そんな私は東京の家で引きこもり中なんですが・・・。

今日の東京はいきなりコロナ感染者数が先日の200人増、800人を超えました。
このまま増え続けると、あと何日で都民全員が感染者になるか・・・?
ちなみに世界でもコロナが深刻な都市の一つであるローマ市は、現在も毎日1000人位づつ増えて行ってるそうです。イタリア全土では1日に1万5千超えみたいです。(ローマ市民の友人談)

先週は新橋に出来た新型コロナPCR検査センターで初のPCR検査をしてきました。
こちらの検査センターは民間企業が経営しているので、全国のPCR検査と同じ物が超格安の ¥2,900-(+税)で受けられてしまいます。
検査結果は翌日に出ます。
安くて早い。いいですね〜。
完全予約制なのに、初日のメディアでは入り口に列が出来ていたけれど、私が行った時はオペレーションも慣れてきたのか、並ばずに検査できました。

結果はちょうど24時間後にメールされてきました。
「この度の新型コロナPCR検査の結果は、陰性となりました」
私より母の方がホッとしています。
この時点で、他の誰かに感染させてなくて良かったです。


さて、我が家の庭ですが・・・。
12月に入ってやっとカラマツの落葉が落ち着いたので、車のエンジンルームを掃除しました。

長野県は北海道とともにカラマツの大産地(?)なので、周りはカラマツだらけ。
秋になると細く尖った針のような葉が空から雨のごとく降ってきます。
その落ち葉が色々な所に侵入してしまい、とても厄介なのです。

屋外に車を駐めていると車が落ち葉と松ヤニの攻撃にあうので、フロントだけでもシートを被せています。

・・・にもかかわらず、スルッと隙間から入り込んでこんなに溜まってしまいます。






我が家には業務用のタンク型掃除機があるので、それを担いでバキュ〜〜〜〜ム!!
なぜ担ぐかというと、ホースが短くて地面に置いたらホースの先がエンジンルーム内まで届かないので😅

なんとか綺麗になりました。取りきれていないのもあるけど。
今までエアコン点けたらワキガ臭のような匂いが吹き出してきてたんですが、これで匂わなくなるかな・・・。
インシャーラ。








2020/12/01

11月の庭とお茶

球根の掘り上げ時に切り花にしたダリアの中で、最後の蕾2個がやっと開花。
・・・したんだけど・・・、

寒さで結局最後まで開かずにおわってしまいました。

これは 中途半端に開花した姿が面白い、最後の2個。


こちらはレンゲツツジの実。
実は初めて見ました。
コボレダネが毎年落ちてるはずだけど、新しい芽が出たこと無いよなぁ・・・。


ところで7月に摘み取ったモナルダ(ベルガモット)を紅茶とブレンドしたりサラダに入れて香りと味を楽しんだのですが。


摘み取ったばかりの新鮮なハーブでしたが、とても美味しかったので今度はドライフラワーにしまして。

4ヶ月間しっかり乾燥させた後、パック詰。

不思議なことに、ビニールパックの外から香りをかぐとベルガモットのクッキーのような甘〜い香りがするのですが、パックの中の香りをかぐとタイムのようないわゆるハーブの香り。
二つの違ったアロマが一度に楽しめます。

このアロマですが、置いておくと甘い香りの方が全面に出てくるのですが、この甘い香りが花からなのか葉から香り立つのかいまだに良くわかりません。


アロマといえば、烏龍茶。

先日、友人から高級な烏龍茶葉をいただきました。
中国福建省の鳳凰山一帯の中でも質の良い烏崠山の茶畑で生産された水仙種の古樹から生産された単叢茶「烏崠宋種単叢茶王」。

こちらが茶葉です。

水色は綺麗な杏色。
ライチのようなフルーティーなアロマ。
口当たりは甘くまろやかなのにスッと爽やかなのどごしです。
単叢茶の独特な余韻を表す言葉、「山韻」が長い間続きます。

お茶請けは、私の生徒さんの一人からいただいた、台湾の天然無添加ドライ愛文マンゴー。
このドライマンゴーがまた、柔らかさが絶妙で美味しくて!

単叢茶は蓋碗という磁気の茶器で淹れるのが一般的ですが、今回はこちらの茶壼(急須)で。

この茶壼は単叢茶葉専用。
単叢茶の香りが弾く様、黄泥の土で極薄に焼成されています。

ちなみに、こちらが単叢茶を淹れる時 一般的に使う蓋碗です。

薄くて熱伝導が早いので、烏龍茶を淹れるのに必要な85度以上のお湯を注ぐと指が火傷しそうです。

2020/11/20

晩秋の庭と造園計画

すっかり葉も落ちました。
カラマツの落ち葉で一面薄茶色の世界です。

庭の芝生化造園計画が施工会社の事情で遅れに遅れ、結局年内に仕上がらず、本年の工事が終了となりました。
おかげで芝生エリアの隅に植えるつもりだったチューリップやアリアムは、別の場所に 植え付けることになってしまった。

予定では綺麗に整った庭の端に植えるはずだったこの球根たち、植えつけ難民になってしまった。

しょうがないのでチューリップ球根とガイラルディア・ピナティフィダの苗はこの場所に植え付け。

ブルーベルと黄花カタクリ、そしてボーダーに配置しようと買っていた銀盃草やエニシダ(アルプス)、シレネ・ブルガリスはプランターで冬越しに。

そして冬支度も終わり。

ちなみに、造園作業中の進捗状況ですが・・・。

まず7月初旬の画像。

撤去する切り株と整地区分をマーキング中。

その後3ヶ月以上待たされて、やっと地面の掘り起こしと整地作業が入る。
ショベルカーで撤去した木の根は、地面に穴を掘って埋めました。

(画像手前部分がチューリップなどを植えた場所)

今更になりましたが、これが造園プラン。

黒色の部分は岩積みとなります。その部分は高低差が1mほどあり、低い方の芝部分はテーブルなどを置けるよう水平に仕上げます。
魔女の円庭の右横は1mから50cmほど下に落ちています。
こんな感じ。

では、7月時点のバージョンと現在の風景を比較して見ましょう。

こちらは7月のビュー。

こちらは先日のビュー。
 

続きの整地作業や石積み工事は、来年のゴールデンウィーク明けまでお休みです。
寒冷地なので、地面が凍結している12月〜5月頭までは作業が出来ないんです。
時期的には12月まで全然できるのに、施工してくれる職人さん不足で年内は無理だそうで。
(このあたりではどの造園業者も人員不足)

ところで、毒草として大きく育ったヨウシュヤマゴボウのその後ですが・・・

根っこから駆除しようと思ったら、流石「ゴボウ」という名が付いてるだけあって、根っこがとてつもなく長く縦に成長していました。
掘っても掘っても、ちっとも根の先端まで行き着きません。
仕方がないので、途中で切断。

これが根の一部。多分この倍以上は長さがありそう。
太くて立派な根っこです。
もちろん猛毒。
八方に強い根っこを長く張り巡らしておりました。

2020/11/11

晩秋の御射鹿池と霧ヶ峰


いつでも行ける近距離にあるのに行ったことがない、だけどとても行きたい場所。
それが御射鹿池と白駒池。

そして、ついにその御射鹿池に行って来た!

イギリス時代のお友達が、Go To Travel を利用してワンちゃん2匹を連れて蓼科まで遊びに来てくれたので、御射鹿池 〜 バラクラ・イングリッシュガーデン 〜 白樺湖と車山経由で 霧ヶ峰 と、車2台(それぞれの車で)連ねてドライブしたのでした。

御射鹿池

秋晴れで太陽が眩しい空。
そして事前調査でわかっていたのですが、午前中の御射鹿池はやっぱりバッチリ逆光でした。

この日は風があったので池には波が立ち、そこにちょうど太陽が反射してダイヤモンドのようにキラキラしてとても綺麗でした。


キラキラはやっぱり動画で観たいですよね〜。ということで、ビデオ撮影しておきました。


さて昼食後、お土産のリンゴを買いに蓼科自由農園へ。
その後、この時期ならではのアップルパイを食べにバラクラ・イングリッシュガーデンへ。

どうやら友人のワン友から、蓼科に行ったらバラクラのアップルパイがおすすめということを教えていただいたようでした。

↓↓↓ これです ↓↓↓

そしてこのアップルパイが、イギリスのそれそのものだったことに感激しておりました。
20余年のイギリス生活を思い出しながら・・・

バラクラと他の店のアップルパイとの違いは、生地の食感やシナモンスパイスがしっかり効いていることだそうです。
(私はバラクラのを食べたことがないのでわかりませんが)
日本で、しかも長野県の田舎でイギリスのアップルパイが食べれるとは思いもよらなかったようでした。
よかった、よかった。


おやつの後は白樺湖経由で霧ヶ峰へ。
車山を過ぎたあたりでは、蓼科山から八ヶ岳までを横一列に望めます。




紅葉で赤黒くなった南八ヶ岳の裾野が綺麗に見えるので、友人の「ハチロク」をこの絶景をバックに撮影。
カッコイイです✨


その後霧ヶ峰から、彼女は諏訪方面へ、私は茅野市街方面へ別れました。
霧ヶ峰から茅野市街方面への道はマイナーなため、行き交う車は皆無。
しかし絶景が観られます。

観てください、霧ヶ峰湿原のこの絶景。


少し下るとまた絶景。360度動画を撮りました。

さらに下ると・・・
ここは天然記念物『霧ヶ峰湿原植物群落』ポイントで、小さな駐車スペースと観光看板があります。


広大な秋の草原。
黄色一色の世界でした(ちょっとだけ黒っぽい緑色がありますが)。

霧ヶ峰の夏の緑色の世界も素晴らしいですが、晩秋の黄色の世界は落葉で視界が広々としていて、とても気持ち良かったです。

2020/10/23

ダリアの球根掘り上げ2020

 ダリアの株、ついに掘り上げました。
今朝の気温が摂氏2℃まで下がってきたし、今日は一日中秋晴れだし明日明後日は雨の予報。
その後は1週間晴れの予報ですが霜が気になります。

今日のこのチャンスを逃せません。

残念なのは、ニュージーランド出身の新参者だけど古名花 'Mrs. McDonald Quill' [ミセス・マクドナルド・クィル] が満開にならずにこの日を迎えてしまったこと。
結局5分咲きほどでタイムアップとなりました。


 
ポンポンダリアは、開花前に主枝が鹿に食われてしまった黄色の株の脇芽から蕾が結構付いていましたが、開花にはまだまだ時間がかかりそう。
赤色のダリアは脇芽が何本か鹿に食われた後再成長したら、なんと花がオレンジ色に変化。
(不思議な色の変化ですが、実際、オレンジの方が可愛くて良かった)
 
そんなポンポンダリアも大型ダリアも未開花の蕾も全て摘み取ると、バケツいっぱいの収穫となりました。



 
さて、球根の掘り上げです。
まとめて見ると結構な量ですね。


 
大輪の株は去年より根の先が長〜く伸びていて驚き。
掘り起こすのに苦労しました。
 
土をよく洗い落とし、ヒゲのように伸びた細い根を切り落とします。

ミセス・マクドナルド・クィルは全体的に成長不足だったので、新しく付いた球根は細っこく弱々しかったです。

黄色のポンポンダリアの根は鹿被害を受けたので、やはり成長が悪かったですね。他の株より新しい球根が少なかったです。
 
それでも総合するとかなりの量。


来年の株分けがうまく出来て植え付けも上手くいったら、ちょっとしたダリア畑が出来ちゃいますね。
植え付け場所を考えねば!(嬉しい悲鳴)


後日談:

切り花にした5分咲きのミセス・マクドナルド・クィルと硬い蕾のままだった黄色のダリアが見事に開花。
黄色のダリアはレモンイエローの色味がとても綺麗です。

それにしてもこの黄色のダリア、ポンポンダリアのはずだったのが(ポンポンダリアの球根として購入した)小中輪のフォーマルデコラ咲きの種類でした〜😅
お名前はなんと言うのでしょうか?
ネットで調べてもわかりませんでした。

ということで、勝手に命名。
『君の名は』

2020/10/20

10月の庭の花


10月18日は、八ヶ岳も初冠雪でした。
まとまった雪が降ったらしく、通常は初冠雪があってもうっすらとしか積もらないので次の日は溶けてしまっているのですが、今回は翌日もしっかりのこっておりました。

さて、我が家の庭は・・・
紅葉と透け感が出てきました。
 
そして、春に伐採した木のウッドチップから、キノコが大量発生。
絶賛、キノコ天国です。
胞子が飛ばないうちに処理しなきゃ!
で、バケツ一杯採れました。
食べられるキノコだったら良かったのにな・・・。


10月に入ってから、約20年越しに初めて生き延びたホトトギスが開花。
毎年新芽が出ると鹿に食われるので、花を見たことがなかったのです。
こんな可愛い花だったのね〜。
 
巨大毒草のヨウシュヤマゴボウは、実が熟して黒くなってきました。

 
 
 
 
 
 
 

本当は実が破裂する前にさっさと摘みたいのですが、どんな実になるのか興味があったのでちょっと我慢して観察しておりました。



アップで見ると・・・
いや〜、いかにもワルそうな顔してますね〜。
 
でも、並べると可愛いです。


 
 
さて、ダリアがどんどん開花しています。

 
剪定しても沢山蕾がついて開花するのでどんどん切り花にするも、家中の花瓶を集めても追いつかないほどです。

毎朝気温が摂氏5℃前後まで下がってきたので、球根の掘り上げをしないといけない時期なのに、新参者のミセス・マクドナルドクィルはまだ蕾のまま。
掘り上げ前に開花してくれるか心配です。


*本日のオマケ*
 
我が家の石段に、先月のハクビシン(多分)につづき、今月は狐(多分)がお土産を置いていってくれました。

 


↓ちなみにハクビシンの置き土産はこれです↓



 
狐もハクビシンも、なぜ同じ場所に置いていくんでしょう?
よっぽどトイレするのに良い塩梅な石段なんでしょうか?