2020/11/20

晩秋の庭と造園計画

すっかり葉も落ちました。
カラマツの落ち葉で一面薄茶色の世界です。

庭の芝生化造園計画が施工会社の事情で遅れに遅れ、結局年内に仕上がらず、本年の工事が終了となりました。
おかげで芝生エリアの隅に植えるつもりだったチューリップやアリアムは、別の場所に 植え付けることになってしまった。

予定では綺麗に整った庭の端に植えるはずだったこの球根たち、植えつけ難民になってしまった。

しょうがないのでチューリップ球根とガイラルディア・ピナティフィダの苗はこの場所に植え付け。

ブルーベルと黄花カタクリ、そしてボーダーに配置しようと買っていた銀盃草やエニシダ(アルプス)、シレネ・ブルガリスはプランターで冬越しに。

そして冬支度も終わり。

ちなみに、造園作業中の進捗状況ですが・・・。

まず7月初旬の画像。

撤去する切り株と整地区分をマーキング中。

その後3ヶ月以上待たされて、やっと地面の掘り起こしと整地作業が入る。
ショベルカーで撤去した木の根は、地面に穴を掘って埋めました。

(画像手前部分がチューリップなどを植えた場所)

今更になりましたが、これが造園プラン。

黒色の部分は岩積みとなります。その部分は高低差が1mほどあり、低い方の芝部分はテーブルなどを置けるよう水平に仕上げます。
魔女の円庭の右横は1mから50cmほど下に落ちています。
こんな感じ。

では、7月時点のバージョンと現在の風景を比較して見ましょう。

こちらは7月のビュー。

こちらは先日のビュー。
 

続きの整地作業や石積み工事は、来年のゴールデンウィーク明けまでお休みです。
寒冷地なので、地面が凍結している12月〜5月頭までは作業が出来ないんです。
時期的には12月まで全然できるのに、施工してくれる職人さん不足で年内は無理だそうで。
(このあたりではどの造園業者も人員不足)

ところで、毒草として大きく育ったヨウシュヤマゴボウのその後ですが・・・

根っこから駆除しようと思ったら、流石「ゴボウ」という名が付いてるだけあって、根っこがとてつもなく長く縦に成長していました。
掘っても掘っても、ちっとも根の先端まで行き着きません。
仕方がないので、途中で切断。

これが根の一部。多分この倍以上は長さがありそう。
太くて立派な根っこです。
もちろん猛毒。
八方に強い根っこを長く張り巡らしておりました。