2020/12/01

11月の庭とお茶

球根の掘り上げ時に切り花にしたダリアの中で、最後の蕾2個がやっと開花。
・・・したんだけど・・・、

寒さで結局最後まで開かずにおわってしまいました。

これは 中途半端に開花した姿が面白い、最後の2個。


こちらはレンゲツツジの実。
実は初めて見ました。
コボレダネが毎年落ちてるはずだけど、新しい芽が出たこと無いよなぁ・・・。


ところで7月に摘み取ったモナルダ(ベルガモット)を紅茶とブレンドしたりサラダに入れて香りと味を楽しんだのですが。


摘み取ったばかりの新鮮なハーブでしたが、とても美味しかったので今度はドライフラワーにしまして。

4ヶ月間しっかり乾燥させた後、パック詰。

不思議なことに、ビニールパックの外から香りをかぐとベルガモットのクッキーのような甘〜い香りがするのですが、パックの中の香りをかぐとタイムのようないわゆるハーブの香り。
二つの違ったアロマが一度に楽しめます。

このアロマですが、置いておくと甘い香りの方が全面に出てくるのですが、この甘い香りが花からなのか葉から香り立つのかいまだに良くわかりません。


アロマといえば、烏龍茶。

先日、友人から高級な烏龍茶葉をいただきました。
中国福建省の鳳凰山一帯の中でも質の良い烏崠山の茶畑で生産された水仙種の古樹から生産された単叢茶「烏崠宋種単叢茶王」。

こちらが茶葉です。

水色は綺麗な杏色。
ライチのようなフルーティーなアロマ。
口当たりは甘くまろやかなのにスッと爽やかなのどごしです。
単叢茶の独特な余韻を表す言葉、「山韻」が長い間続きます。

お茶請けは、私の生徒さんの一人からいただいた、台湾の天然無添加ドライ愛文マンゴー。
このドライマンゴーがまた、柔らかさが絶妙で美味しくて!

単叢茶は蓋碗という磁気の茶器で淹れるのが一般的ですが、今回はこちらの茶壼(急須)で。

この茶壼は単叢茶葉専用。
単叢茶の香りが弾く様、黄泥の土で極薄に焼成されています。

ちなみに、こちらが単叢茶を淹れる時 一般的に使う蓋碗です。

薄くて熱伝導が早いので、烏龍茶を淹れるのに必要な85度以上のお湯を注ぐと指が火傷しそうです。