2017/10/26

外食・権記餐庁

広東人は4本足は机イス以外、飛ぶものは飛行機以外なんでも食べるというように、広東省中山市の片田舎にある我が家の周りでさえも例外なく食の宝庫。
なので滞在中の夕食はほぼ外食です。

とにかく街も村も食堂と食材店ばかりが目につくのですが、それでもやっぱり美味しい店と美味しくない店があります。

食に貪欲な父は、美味しい店を「自ら」開拓するのが楽しみなのですが、たまには人から評判を聞いて行ってみる事もあるらしく。
その一つに、こんな店があります。

客家人の村、中山市五桂山という場所にある川魚の美味しい店。
さすがにローカル民から聞く美味い店は超ローカルな場所にあるのですが、ここは超ド級ローカル店なのです。

その名も『権記餐庁』。

ではこの店にたどり着くまでを観てみましょう。


そして外観はこんなんです。


夜になると道は真っ暗。結構怖いです。


レストランのテーブルは屋外にあり、まるで野生の(野良とも言う)こ汚い 犬・猫・ニワトリ・ハト達がテーブル周りをウロウロしています。



こんなお店ですが、本当に美味しい。
4人で魚一匹に、肉・野菜料理合わせて5品ほど頼んで、200元でおつりが来る安さ。
日本円で3,400円位かな。


ところで広州のおとなり、佛山市順徳の人は料理の才能がある人種らしく、美味しい店のシェフは大抵順徳の人らしいです。
(調べてみたら、周富徳さんも順徳の血を引く人だったらしい。)

順徳出身のメイドさんは、やっぱり料理が上手いので他の出身地のメイドさんよりお給料が高いらしいです。
「順徳出身」というブランド、すごいな。