2022/07/12

庭に来る動物、鹿とアナグマ

かなり前の話ですが・・・
今年の4月29日、東京に帰っていた私に母からLINEが来る。
「心臓マヒを起こさぬよう」という文頭から、我が庭が かなりの鹿被害にあったことがうかがえる。
でも続きの文章は、予想の斜め上を行っていた。

その日の早朝、家のデッキ下に張っていたネットをこじ開けて我が庭に侵入した大きな鹿が1頭、庭の花をかたっぱしから食い漁っていたところを、新聞を取り込む母に見つかっってしまった。
慌てて逃げようとするも、庭3方が高いメッシュフェンスと鹿避けネットで囲われていて脱出できず(もう1方は母がいるので近寄れず)。
焦りまくって庭の中で出口を探そうと右往左往したあげく・・・。
最後は木製パーゴラに門扉の代わりに立てかけていたスチール製のフェンスに体当たりしてフェンスを曲げて逃走していった(そうです)。
アーチの中の、この状態のスチールフェンスに体当たりして、細長いフェンスが曲がって吹っ飛んだそうです。太い支柱を斜めに掛けていたのにね。
すごいですね〜。


その後2ヶ月半、鹿は1頭も侵入して来ません。
きっと鹿仲間に「この庭に入るとヤバいぞ」と警告拡散したのでしょう。

おかげさまで、その後草木はすごい勢いで成長してくれました。
あの日、あの鹿が食い尽くしたせいで、チューリップが一斉に咲いている姿を見れなかったのが残念だったけどね。


さて、鹿に入られなくなると今度はモグラではない穴がいろんなところに出来ているのが目に付くようになります。
ミミズとかなにか、地中にいる生き物を漁っているような穴です。

ネズミにしては大きな穴。
しかも巣穴ではなく鼻先で掘ったような物です。

狐とか狸やハクビシンかな〜と思っていた矢先・・・

白昼堂々と我が家の前の道を横切る物体が。

あ、これはもしかして、噂のアナグマか??
2022年5月29日 発見!
私が近づいて来たのに気づき、鈍臭い猫みたいな動きでイソイソと側溝の方へ移動してます。
なんか、可愛い。

ニホンアナグマがこの辺に生息している事は知っていたのですが、まさかご本人にお会いできるとは思いもよらず。

我が家の庭の穴掘り職人は、このアナグマさんでした。


鹿が来なくなった庭は、そのかわりに色んな小動物が動き回っているようです。
茂みからは、なんかすごく獣臭が漂ってるし。
草をかき分けると、蛇が一目散に逃げていくし。
ドウダンツツジの下で死んでいた野鳥が引きずり出されて、骨と羽毛だけの骸になってるし・・・

なんだか今までになく面白い春が満喫できました。



金田一と浅見さんの映画



夏なので、ミステリー・サスペンス映画。

イギリス在住時にハマった、内田康夫の「浅見光彦シリーズ」。帰国後も引き続きハマっていました。勿論シリーズ全て読破しております。
実写版のドラマ、TBS版もフジテレビ版も面白く観させていただいてます。

今日、ふと思い立ってYoutubeで映画『天河伝説殺人事件』のトレーラーを観ていたら・・・

なんすか、これ。
浅見(光彦)さんシリーズの映画なのに、まるで金田一耕助シリーズになってる(笑)。
さすが市川崑監督の角川映画。
キャッチコピーも
『金田一耕助から15年……天河に浅見光彦、登場』
だし。

1991年公開の映画なのに、今ごろ気づいた浅見さんファンです・・・😅😅😅
(映画公開時には、まだ浅見さんファンではなかったので映画は数年後のテレビ放映で観ました。なので、トレーラーは知りませんでした。)


では『天河伝説殺人事件』の金田一シリーズぽいところ。

・ トレーラーの効果音、特に『天河伝説殺人事件』の題名が出る時の音が、まんま金田一シリーズ。

なんと石坂浩二のナレーションで始まり、締めになってます。
石坂浩二は光彦のお兄さんである浅見陽一郎 警察庁刑事局長役で出演しています。
どうやらこの映画では、石坂浩二が語り部のようです。(原作は違います。)
ナレーションの語り口調は、威厳のある陽一郎さんとはちがい、まんま金田一耕助のそれです。

金田一シリーズではお馴染みの岡山県警の加藤武が登場します。が、もちろん岡山県警から来たわけではありません。
天川伝説殺人事件
悪魔の手毬唄
おきまりの「よし、わかった!」と言って右手を挙げる仕草もいっしょで。
相変わらず胃薬飲んで吹いるし😆💭
でも、役名は橘さんでも等々力警部でもはなく「仙波警部補」です。
ちなみにこの映画でも「橘警部」という人が出て来て、別の人が演じています。パロディーなのかな?

おなじみ、岸恵子がここでも憂いのある犯人役で出演。縦縞の羽織りといい、『悪魔の手毬唄』の青池リカそのものです。今回は三味線ではなく鼓を打ってますが。
天河伝説殺人事件
悪魔の手毬唄

毒殺!『天河伝説殺人事件』も『悪魔の手毬唄』も、犯人の岸恵子がヤマトリカブトで殺人します。
どちらも作業中、軍手してるんですよね。
軍手、猛毒を素手で触らないようにプロテクトしてるんだと思いますが、織目の隙間から毒が入り込んじゃいますよ(苦笑)。
天河伝説殺人事件
悪魔の手毬唄

我が家に自生しているトリカブトもそろそろ開花の時期でしょうか。

そのほか、すり替えられた事を知らずに実の子を殺害など・・・
キリがないのでこの辺にしておきます。

それにしても、万人受けする爽やかな光彦坊っちゃまの事件簿が、ドロっとした側面を持つ金田一シリーズの雰囲気を出して来たのが、金田一シリーズ好きとしてはたまらんでした。
たまにはダークな浅見さんシリーズも良いですね。

それでは最後に、おまけをどうぞ。
石坂浩二

2022/07/01

バラ日記 2022春夏

まさか自分がバラに手を出すなんて、2年前までは思ってもみませんでしたが・・・

去年、初めてバラを3本購入。
母が鉢で育てていたバラ1本を入れて計4本地植えにして育て始めました。
① モーヴァンヒルズ ② バスシーバ ③ アイスバーグ ④ レイニーブルー

Youtubeでバラの育て方をリサーチして、年末には雪避けの冬囲いを施しました。
12月23日
囲った次の日(クリスマスイヴ)には積雪が。俗に言うホワイトクリスマス💕になったけど、バラにとっては危機一髪のギリギリセ〜〜〜フ!!

そしてよりによってこの年は、5年ぶりの大雪。
2月22日
春が来て、庭には雪がまだ残っていますが・・・
3月28日、まず様子見で モーヴァンヒルズの囲いを外してみました。
3月28日
しか〜し、外した5日後には再び雪が積ってしまいました😱。
残りの雪囲いを外せたのは4月7日でした。
4月7日

雪囲いを外してみると、モーヴァンヒルズをはじめ、レイニーブルー以外の3本は全て茎が茶色く変色しています。干からびている感じ。
またもやネットで茎の変色情報をサーチ。
切断してみると枯れた状態になっていました。

茶色く枯れた状態の茎はばっさりと切り落とします。
モーヴァンヒルズは、茎一本を残して寂しい状態へ。
5月10日
そして1週間後、気付いたら新しい芽が出てました!🙌🙌🙌
5月16日

こちらは2週間後。元気な葉が出てきています。うれしい〜〜〜〜!!!
5月29日

さて、去年植えたこれらのバラは全てつるバラなので、大きく育った後のことを考えて、つる性ではないシュラブ咲きのバラを隙間に植えようと、新しく2株加えました。
おフランスはドミニク・マサド・ローズの「グリゼリ」と「ベル・デ・セゴサ」という名前のバラです。

ところで、他のバラたちの枯れた枝を切り落としたら、どれも去年の半分の丈になってしまいました。
アイスバーグに至っては 1/3の丈にまで小さくなって、沢山枝分かれしていたのが残った枝はほんのわずか。

こちらは5月11日の状況です。

さて1ヶ月後には皆さん、ここまで成長しました。沢山蕾もついています。
6月27日

一方、なんとか再生出来たモーヴァンヒルは、健気に枝を伸ばしています。
丈が50cmほどまで伸びました。
そしてわずか5mmほどの蕾をつけてくれました。2個も!!😭😭😭

他のバラたちは、次々と開花しています。
いつ鹿に侵入されても良いようにネットをかけていましたが、だんだん窮屈になってきたし、鹿も来そうにので、思い切って外してみました。
こんな感じに、ポツポツと開花していってます。「グリゼリ」はまだ開花していません。
白色のアイスバーグは、丈が半分以下になって栄養が行き渡っているせいか、今までになく大輪の花になっています。

バスシーバ
アイスバーグ
ベル・デ・セゴサ
レイニーブルー
以上、2022年春夏のバラの記録でした。