2021/06/29

6月の庭の花

梅雨の庭。

梅雨に入ったと思ったら、あっという間に6月も終わり。
それでも毎朝の最低気温は12度とかで、まだまだストーブは必要です。

では、施工が終わってあとは芝が生えそろうのを待つばかりの我が庭をご紹介。

そして、花たち。

リグラリア・プルツェワルスキーの中からひょっこり顔を出しているのは、ニリンソウ。
陽の当たらない茂みの中からヒョロヒョロと出ています。
陽のあたる場所では地べたに短く咲いているのに、これは余裕で50cmはあります。
こんなに背が高くなるものとは思いませんでした。

高くなったといえば、今年のペルシカリアも随分成長しました。
こちらは150cm位あります。
去年は1mほどの高さで、株元が八方に笑っちゃって株立ちできていなかったのが、今年はすっきりした綺麗な立ち姿に。
綺麗に株立ちすると、足元をもう少し背の高い植物にしたくなります。
なので、イブキジャコウソウをロシアンセージに植え替えようかと思っています。

そして、こちらも背が高い立派な花が咲きました。
ルピナス。
去年は鹿に食われて結局花が咲かなかったので、これが初花です。
ルピナスを間近で見たことがなかったので、こんな棒状に長く咲くとはびっくりでした。
脇からもたくさん蕾が咲き出しました。

ルピナスの花にはミツバチがよく来ます。
ミツバチのお食事姿と動きを観察すると面白いです。
 
袋状の花房に顔を突っ込んで蜜を吸っています。
ランダムに何度も同じ袋に吸いに行く行動を見ると、やはり記憶で学習実践する事はないんですね。
行動は100%本能。


ジギタリス2種類が開花。

ジギタリスが開花したら、こちらにもミツバチが一生懸命蜜を集めていました。
大きな花粉玉を付けた姿が可愛らしい。


去年の秋からプランターで育てているシレネ・ブルガリス。
地植えする機会を逃して、いまだにプランターで植え替え待ち。
風船のように膨れたガクには毛細血管のような柄。葉脈でしょうか?
まるで蛸のようです🐙。

こちらは花が咲く寸前。

風に揺れてプルプルしています。
可愛いですね。


こちらは、雨上がりのペンステモン2種類。
陽の光の下で撮影するとネオンカラーに撮れます。

本来はスカイブルーに近いペンステモン・オバスタ

ペンステモン・グランディフロラス

黒花フウロは春先に鹿にバッサリ食われましたが、みごと再生。


地元の自由農園で見つけ、衝動買いしたエーデルワイス。
とっくに花は咲き終わりましたが、元気に育っています。
だた、2株買ったのになぜか1株はしおれています。
ルピナスもそうでしたが、同じ種類を一緒に植えると1株しか生き残らないのですが。
初めての土に同時に植えるので、連鎖障害は起こらないはずなのですが・・・


サントリア・ランブルックシルバー
なんとなく宇宙的です。

毎年魔女の園庭のへりに残った切り株から出る枝葉が今年も出て来ました。

新芽が赤く、大きくなるにつれ黄色から緑色になるので、綺麗なグラデーション。
名前のわからない木ですが、多分楓の一種かと。
綺麗なので今はそのまま放置で。
もう少し大きくなったら切り落とします。

以上、6月の庭からでした。

2021/06/19

ブルンネラの「ミスター・モース」とは、エンデヴァー・モースのことです。

お隣とのボーダーは、当初予定になかった 土手仕立てになりました。
結果、文字通り土俵際みたいで平な部分が少し狭くなってしまいましたが、水はけが良くなったのでこれはこれでアリでした。良かったです。

さて、シェードガーデンに植えた植物の中でいちばんのお気に入りはこちら。
「ブルンネラ・ミスターモース」
この植物は、イギリスのミステリー作家であるコリン・デクスター作の『モース警部』からとられた名前です。
イギリスではテレビドラマシリーズになり、大人気に。

日本では『主任刑事モース』(画像左)とモースの若かりし頃の話『刑事モース〜オックスフォード事件簿〜』(画像右)という題名で知られています。

中でも若き日のモース役の俳優(ショーン・エヴァンス)が人気で、私も大ファンなんです。
ということで、彼(エンデバー・モース)の名を称したこのブルンネラ・ミスターモース、ウェブでこの名前を見た瞬間、買うしかない!!!とすぐにポチリましたよ〜〜〜。

こちらがシェードガーデンに植えたエンデバー・・・じゃなくて、モース。
やっぱり日陰がお似合いのモースでした。

因みにこのブルンネラ「ミスターモース」は、ベルギーのブリーダーさんが作られたもので、元株はブルンネラ「インスペクターモース」とブルンネラ「ベティー・ボウリング」という種類の掛け合わせだそうです。
「インスペクターモース」という種類のブルンネラは未発表の種類だそうです。

2021/06/17

造園作業中 その3、バラコーナーとシェードガーデン植え付け

業者さんによる作業は、残すところ急斜面に設置するフェンス4枚の施工のみとなりました。

傾斜地用フェンスの納品が遅れているため、設置されるまでは鹿よけネットを張っています。
ネットを張ったその夕方、11頭の鹿一家がご訪問に。

最近我が家の周りで木の伐採作業が入ったので、鹿たちはここぞとばかりに倒れた木の枝葉を食べに集まって来るのです。


遡ること約1ヶ月前の5月20日、雨が降る中、張り芝が入りました。(業者さん、雨の中どうもありがとうございました)
綺麗な面にしたかったので、斜面は張り芝、平面部分は撒き芝で、張りも種まきも業者さんにお願いしました。

5月25日、良い天気が続き、張り芝部分が人工芝のように青々としています。

内側通路にはウッドチップを敷いてもらいました。
ハーブの円庭の周りをラベンダー仕様の土に変え、石垣の下はホワイトガーデン用のベッドを作りました。

デッキから見下ろすとこんな感じ。
良い感じになったじゃないですかぁ〜〜〜。(自画自賛)


5月28日、フェンスの設置と撒き芝の種まき作業。
こちらが芝の種。

フェンスは、バックヤードに続くパーゴラ部分にもしっかり設置ています。
業者さんが枕木で素敵な階段を作ってくれました💛💛💛

フェンスが設置されたので、4年間花壇に張り巡らせていた鹿よけネットが外せます!
スッキリしました!

ハーブの円庭の周りにはラベンダーを植え付け。
その下のホワイトガーデン用の苗もようやく植えることが出来ました。

ちなみに、こちらがウッドチップ。
粗めのチップで、木の枝も混じっています。

芝の種を蒔いて約10日、部分的に発芽して来ました。


次のノルマは、4本の鉢植えツルバラの植え替え作業。
思いの外日当たりの良くなったパーゴラの左右に地植えします。

・モーヴァン・ヒルズ(David Austin Roses)
・バスシーバ (David Austin Roses)
・アイスバーグ (母が5〜6年前にコープデリで購入して育てているバラ)
・レイニーブルー (京成バラ園)

やっとのことで鉢から植え替えが出来ました。植え付けが梅雨前に終わってホッとしました〜。


バラの次はシェードガーデン。
お隣の敷地とのボーダーは水はけの良い土手造りでシェードガーデンになるので、紫陽花類やグラス類を植えます。

こんな感じになりました。

そして、鹿が侵入してこなくなったと思ったら、新たな侵略者が。
はい、モグラさんです。
どうやらここはモグラの生活通路(何度も往復する地下通路)のようです。
この巨大ギボウシ「エンプレス・ウー」の根が痛まなければ良いのですが・・・。

植え付けが終わった数日後、やっと梅雨空に近づいて来ました。
おかげで撒き芝が一気に育って来ました!

遠目からも、タタキ部分に随分と緑色の部分が増えて来たのがわかります。

目線を低くすると緑色が多く見えて嬉しいです。
ミッシリと生え揃うまで、まだまだ日数かかりそうですが、毎日の成長が楽しみです。