2019/03/24

二胡を求めて 広東省!

今回広州で購入した二胡
一年ぶりの中国大陸です。
今回は毎日新しいことばかり、とても忙しくストレスも多かったですが、その分いつもより充実してた気がします。

忙しくなった最大の理由は、自分用の二胡を買ったからなんですけどね。
二胡を求めて珠海、中山、広州を行ったり来たり。
通訳のために付き添ってくれた齢82の母と都会に行くのが嫌いな現地の知人には大感謝。

そんな二胡を求めて50里強の備忘録を綴ります。


まずは、我が家がある広東省中山市の、商業中心地である石岐[セッケイ]を訪問。
家からは30km弱。結構遠いです。
途中ガソリンスタンドで給油。

ガソリンは地元町の三郷[サムヒョン]よりもお隣の町の方が安い。
それでも日本より若干安いくらい。

石岐に着いたのはちょうどお昼時、いつもお世話になっているワンタンの美味しいお店へ。
毎回中山へ来るとまず、100個単位でここのワンタンを買って10日間くらいかけて毎朝食べるのが亡き父の習慣でした。
今回はお持ち帰りでなく、店でワンタン麺を食べます。
プリプリワンタン、おいしぃ〜〜〜。
でも麺は普通です。

ご飯の後は二胡を求めて民族芸術エリアへ。


レトロとなった時代の名残がそこかしこに見られます。

このような長いアーケード付きの建築物も多数あります。
ちなみにここは、中山市石岐区太平路。

いいなぁ、うちの方は田舎の農村なので、こんな文化的で素敵な雰囲気の道はないんですよね〜。
(歴史的アンティーク村はあるのですが)

歩道のレンガ。お花パターン。

ここで、中山市内では初のタクシー&路線バスを経験。
なんと、中山に家を持って20数年の間、ここでの移動手段の車両は、自家用車と知人の単車以外 乗ったことがなかったのでした!

結局 知人の車と公共車両で移動して楽器屋を2件はしごしたにもかかわらず、私好みな二胡には出会えませんでした。
残念・・・。

🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵

次の日、中山では気に入った二胡が見つからなかったので、広州まで行くことに。
無理やり(でもないけど)都会が嫌いな知人に車で連れて行ってもらって。

すごいスピードで高速を飛ばしますが、高速道路出口で渋滞にはまって目的地である楽器通りまで2時間半かかりました。
広州市内までは 家から100km。結構遠いです。

広州市に入ると面白い建築物が目立つようになります。

通称、『广州圆大厦』、円ビルと言うそうです。
2017年に名誉ある醜陋(ブサイク)建築第一位にランクインしたそうで。
設計はイタリア人建築家で、プラスチック取引所が入っているらしい。

さて、目指すは越秀区にある二胡や民族楽器店が並ぶ「大新路」。
電車だと、地下鉄2号線と6号線の海珠広場駅が最寄りです。

大新路の歩道。


右側も左側も ”琴行”が多く、どこに入ろうか悩みます。

大新路の入り口に近い『八音楽器廠』に入ってみました。
老板の麦先生もスタッフのおばちゃん達もとても気さくでいい人達でした。
そしてめでたくこのお店で結構自分好みの音色に近い二胡をゲットしてウキウキです♪♪♪

この後、怒涛のやりとりが待っているとはつゆ知らず・・・。

怒涛の内容にご興味がありましたら、こちらへどうぞ⬇️。
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後から知りましたが、大新路から西側周辺は、東京でいう浅草橋や御徒町一帯と同じ、繊維皮革装飾や、ジュエリーの問屋地域でした。
どうも血がさわぐと思ったら、宝飾業界にいる私にとってはファミリアな空気を漂わせる地域だったと・・・。


さて、帰りの高速からのショット。
空気がもわっとしてます。
そして、夕日がとても大きくて明るいオレンジ色。(雲に隠れちゃってますが・・・)
♪ギンギンギラギラ 夕陽が沈む〜♪

最後は、鉄塔の集合で。
広大な土地に、遥か奥の方までたくさんの高圧鉄塔群。
大陸ですね〜。


おまけ🐖🐖🐖🐖🐖

夕飯は豚肉チャーハン。
豚は朝、市場で取れたてシメたてを調達。
でも豚のスキンにはお乳も付いていて、まあ、ステキ。 不気味・・・。
ここでは昔ながらの自然に近い生活習慣を体験できます。