2019/03/29

二胡を日本に持ち帰る その3

広東省から二胡を日本に持ち帰る 2019年 其の3. CITESウェブ入力指南とサマリー
自力で CITES 輸出証明書ウェブ申請方法 (2019年3月22日現在)

CITES手続きに必要な輸出証明書申請『许进出口证明书 申请表』 は、"野生动植物进出口证书管理系统" ホームページからオンライン入力し、それをプリントアウトして最寄りの国家瀕危物種進出口管理弁公室に提出します。

以下、ウェブ申請の手順(入力とプリントアウト、受け取り確認)を載せておきます。

*用意するもの、事前に調べておくこと:

・PCまたはスマートオフォン or タブレット、及びプリンター
・二胡の標識番号
・中国の電話番号の携帯電話(SMSが受信できること)
・パスポート
・二胡を持ち出す税関の場所(名称)(eg. 広州白雲国際空港、深セン宝安国際空港など)
 因みに私は珠海の九洲港フェリーターミナルからダイレクトに香港空港へ移動し日本に帰るので、出国は九洲港で管轄はマカオ税関(港北関区)となります。


手順:

1)野生动植物进出口证书管理系统へアクセス。下のURLをクリック。

トップページ
右下赤枠をクリック。

2)ログインページに自動で飛びます。
初回登録は赤枠をクリック。
3)初回登録ページに飛びます。
中国の携帯電話番号
 電話番号を入れた後クリック。

すると携帯電話にSMSでパスコード(画像の赤枠)が送られます。


90秒以内に、送られて来たパスコードを に入力 → をクリック(送信)。

4)次ページに移動します。
本人情報登録ページ。
パスワード作成:英数字(半角小文字)、アルファベットと数字の組み合わせで全9桁
 氏名(日本語表記でOK)
 居住IDがなければ、🔽で「护照(パスポート)」を選択。
ID番号(パスポート番号)

最後に赤枠をクリック(送信)。
これで登録ができました。

5)先のログインページに戻ります。
携帯電話番号
パスワード(9桁)
入力後「登録」をクリック。

6)確認事項ページが出ます。
赤枠をクリック。

7)CITES申請書入力トップページへ。
左のメニューの中から、「证书申请」をクリック。

8)证书申请の下に出てくる項目の「允许进出口证」をクリック。

允许进出口证明书证书申请に入力。
基本信息」「物种信息」の太枠と選択箇所を埋める。
見本はこちら(見辛くてすみませんが一生懸命解読してください)



注1)英語での氏名入力は、「氏、名」の順で。
注2)自分で入力する箇所と、プルダウンで項目を選択する箇所があります。
選択項目に対象の内容が見当たらないからといって独自で入力しても(なんと言葉を打ち込めてしまいます😅)、最後の確認でエラーになってしまうので、選択項目から必ず選びましょう。

※もし珠海の九洲港から出国する場合は、「出口口岸」の場所名は「拱北关区」となります。

必須箇所を埋めたら、3枚上の画像上の水色枠の「暂存」(セーブ)を押す。←※ここ、忘れずに!


9)入力された内容確認やプリントアウトをする ページへアクセス。
左のメニュー「信息查询」から、赤枠の「证书申请查询」をクリック。


10)内容確認
赤枠の「查询」をクリックすると、下の枠「查询結果列表」に入力情報の項目が出ます。
申請番号(水色枠の部分)をクリックすると、入力情報が出ます。

入力情報

11)プリントアウト
上の入力情報ページから、プリントアウトのページへ進めます。
プリントアウトページへは赤枠打印祥本」をクリック。


12)プリントアウト画面。
赤枠打印」クリックでプリントアウト。


このようにプリントアウトされます。

13)申請証受け取り確認
先の10)のページに行き、申請証を受け取れる様になったかどうかをここでチェックします。

待受理」はまだ処理中なので、しばしお待ちを。

巳打証」と変わったら、受け取り出来ます。
林業局へGO!


受け取りは大体1週間ほどで可能ですが、1週間以上経っても「待受理」の場合、事務局に確認の電話を入れてみましょう。
出来ている場合が多いと思います。
二胡の申請は少ないので、割と早く処理されるそうです。

私の場合は、8日目(6営業日)にまだ「待受理」だったので電話で確認したら、
「書類は出来てんねんけど、最終ハンコ押す係のおっちゃんがまだ捺印してぇへんねん。ちょっと待っとって。今日中には出来る思うけど、後でまた電話してぇな」

・・・ってことで、30分後に確認電話したら、「まだやねん」と。
ハンコ押すのが午後(夕方?)になるっぽいし確証出来ないというので、「うちは遠いんやでー、午後になると取りに行かれへんねん!」って駄々こねたら、家に郵送してくれる事になりました。

(上のやりとり全部、現地の知人が押し切ってくれた。あちらさんの機嫌を損ねたら取れるもんも取れなくなるんじゃ・・・、とヒヤヒヤもんでしたが。すごいな・・・)

しかし、やっぱ広東語のサウンドは関西弁ぽいんですよね・・・。


もしご自宅が広州から遠い場合、頼んだら送料こちら持ちで郵便でご自宅まで送ってくれると思いますので、頼んで見てください。
我が家は中山市の外れで遠いし時間が無いので、特急のEMS便で送ってもらいました。

そして結局、その日中には発送できなかったようで・・・。 

これがCITES輸出申請証。


結局許可証は、タッチの差で間に合わず帰国翌日に届いたので、今回二胡は中国の家に置いてけぼりとなりました😢😢😢。
(上の画像は現地の知人が預かってくれて写メしてくれた)

寂しいけど、すぐ戻ってくるからね!
いい子にしてるんだよ〜。



この後、大変お世話になった八音楽器廠の麦先生(老板)にはちゃんとWeChatでお礼しました。


🎵 🎵 🎵 🎵 🎵 🎵 🎵 🎵 🎵 🎵

サマリー:

1)二胡収蔵証が付いた二胡を持って 『国家濒危物种进出口管理办公室广州办事处』へ行く。

2)事務所スタッフがパスポートと収蔵証のコピーを撮る。(これにより、質問などを電話で問い合わせたら私だということがわかってくれる) 

3)webサイトから輸出許可証『许进出口证明书 申请表を自分で入力し、プリントアウトする。

4)各自でパスポート(顔写真のページ)と収蔵証のコピーをとる。

5)自分の名前と標識番号が印字されている, 二胡の領収書のコピーをとる。

6)中文で申請理由報告書を書く。

上記、3)〜6)を事務局に提出。(持ち込みまたはEMSで郵送) 
※ 4)と5)以外は原本を送ること。

* 郵送した場合は電話で事務局に一報を入れる。

* CITES申請用のウェブページで申請証の発行が「巳打証」になったら事務局に電話して再確認後、書類を受け取りに行く、または郵送してもらう。

* 申請証発行にかかる日数の目安は1週間。1週間しても「待処理」なら電話で問い合わせてみる。

以上。

2019/03/25

二胡を日本に持ち帰る その2

広東省から二胡を日本に持ち帰る 2019年 其の2. CITES苦労物語

前回のブログ の続きです。
ここからは、CITES申請証の制作物語。


さて、家に帰らずともCITES申請証を作れないか、良い知恵を貸してくれないかと、広東省林業庁「国家濒危物种进出口管理办公室」から二胡を購入した大新路にある『八音楽器廠』へ戻って来ました。
丁度お客さんもいなくてお手すきだったようで、老板の麦先生が、なになに?どうした?って感じで話を聞いてくれました。
そして、ここのコンピューターでCITES申請やってみよう、ということになって、早速お店のコンピューターでログインページへ。


ここから、麦先生の大奮闘が始まります。


まず、ウェブにサインイン(登録)してログイン。
CITES職員が私の携帯電話で撮ってくれた見本画像を見ながら申請証に入力して行くも、わからない項目がたくさん。
なにしろ写真がボケボケで文字が良く見えない。





見本画像は、日本人の方が以前申請したものをコピーした内容なので、いくつかの項目は独自で打ち込んだり選択したりしなければなりません。
でもそんな箇所が一番 どう入力したら良いかわからなかったりする・・・。
そしてその箇所にかぎって入力できなかったりエラーが出たりして、その都度 CITES事務局に電話して入力方法を聞きます。
本当に何度も電話でやりとりしてくれてました。
他にも、わざわざ海南島のメーカーにまで電話で聞いてくれたり。

やっと全必須項目を埋めて、セーブボタンを押します。
・・・
エラー。
・・・
何度確認しても、エラー。

エラーが出るも、どこが間違っているのかわからないんです。
なので、色々試すんですが、やっぱりエラーでセーブできず。

そんなこんなでなんと2時間も、コンピューターと戦ってくれた麦先生。

最後は、ほかの項目ページから入力画面に戻ったら、今まで苦労して入力したデータが全部消えていた・・・。
(まあね、セーブ出来てないのにほかのページに飛んじゃったからね、当たり前ですけどね)

もうね、麦先生、何度も両手を挙げて「ひえ〜〜〜〜〜!!」って叫んでました。
本当に、"音をあげる" とはこのことです。
本当、申し訳ないです!


ここで夕方5時になってしまったので、CITES事務所もクローズタイムだし、諦めて帰ることにしました。

でも、ログイン登録してくれたし、ずっと見ていたのでどう入力するのか分かったし、家に帰ってやってみることにしました。


いや〜しかし、麦先生は本当に良い人でした。
言葉の問題が大変だったにも関わらず。
麦先生(北京語only)→現地知人(北京語から広東語に通訳)→母(広東語から日本語に通訳)→私
という三段階翻訳です。


無事CITESゲット出来たらちゃんとお礼メッセージしとこうね。
そうそう、従業員のおばちゃんたち、私たちが中山温泉から来たって言ったらびっくりしてました。遠くからご苦労様〜って。

まだまだ続く、CITES申請証制作。
続きはこちら

二胡を日本に持ち帰る その1

広東省から二胡を日本に持ち帰る 2019年 其の1. CITES申請
*これは2019年3月22日現在の情報です*

広東省中山市の我が家から車ですっ飛ばして2時間半、広州の楽器街で二胡を購入し、その足で国家林業局の広州分室、広東省林業庁へ、二胡の国外持ち出し及び日本への持ち込みに必要なCITES許可証の申請 [ワシントン条約対象物品輸出入申請] に行って来ました。

CITES申請は、中国語ができない私には到底一人で乗り越えられる壁ではありませんでした。

中国語が分からなくて広東省付近にいて二胡を日本に持ち帰る予定の方のために、申請手続きプロセスをざっとご紹介いたしましょう。
少しでもお役に立てれば良いのですが・・・。
(申請は中国語の出来る知人にヘルプを頼むことを強くお勧めします。)


まず、手続きに必要な物。(2019年3月22日現在

二胡・・・専用標識番号が刻印されたもの
二胡の領収書とそのコピー・・・自分の名前と専用標識番号を印字してもらう事!
パスポートとそのコピー(顔写真のページ)
二胡の収蔵証・製品カード(専用標識番号と蛇皮原産地証明が印刷されている)とそのコピー
申請理由報告書・・・二胡を持ち帰りたい理由。中国語オンリー。書き方自由。(英文は担当職員に却下されました)
林業局の輸出許可証『许进出口证明书 申请表』・・・"野生动植物进出口证书管理系统" ホームページからオンライン入力してプリントアウト。

こちらのリンクから↓↓↓
http://cites.chinaport.gov.cn/cites/

※ 現時点での在中日本大使館などのページに載っているアドレスはアップデートされていないのでアクセスエラーになると思います。

* 輸入許可証の入力方法はこちら

※ 手数料は 2018年から無料!


二胡の収蔵証・製品カード (デザイン違いで何種類かあります):

こんなデザインとか↓


こんなデザインとか↓


領収書:

こちらのお店ではCITES申請に必要な名前の印字などはこちらから言わなくとも最初から表記された領収書を用意してくれます。

许进出口证明书 申请表:


前もってCITESの申請方法をインターネットで調べると、輸出入許可証申請書は窓口でもらえるとか、パスポートや楽器品質証明証はそこでコピーしてくれる、と書いてあったので、プリンターが使えない環境の私はちょっと安心していたのですが・・・
ネット情報は古かったようで・・・

実際はCITES申請用のウェブページにログインして自分で申請証にデータ入力して、それをプリントアウトしてこなきゃダメ!
事前に調べて英文で書いて来た申請理由報告書(中文または英文・・・と在中国日本大使館のウェブサイトに書いてあった)を見せると、中国語じゃなきゃダメ!と言われ、まさかの再提出。あぃや〜〜〜・・・。

ダウンロードするっていう輸出許可証申請書はここでもらえないの?と聞くと、申請書のウェブページのログイン方法や入力ページの見本を見せてくれて、
「ケータイでこれを写真撮って!」
と言われたのでモソモソと携帯電話を出すと、すかさず
「ケータイ貸して!」
と言って凄い勢いでパシャパシャ撮ってくれました。
入力は自力でやって来いという事です・・・。

↓申請の指南↓

とりあえず、家も遠いし書類は郵送でも良いよと言ってくれたのが救いでした。

今回、現地の知人に付いて来てもらったので中国語の全くわからない私でもすべき事と流れが何となくわかったのですが、現地の人ですら面倒臭い事のようでした。

担当職員さんが言っていましたが、日本人が何人もCITESの申請に来るけれど、言葉の問題で途中で手続きを諦めてしまう人が多いらしいです。
わざとハードルを高くしているんだかどうだか・・・、なんか悲しいですねぇ。

申請理由報告書(例:

内容は、「私、◯◯(氏名)は日本で趣味で二胡を弾いています。自分用に二胡が欲しかったので購入し、4月2日に日本に持って帰りたいので、許可よろしく」って感じです。
(一応、自分の日本語のサインとパスポートサインを添えて)
特に決まったフォーマットは無いようです。
シンプルにわかりやすければ良いのではないかと。
で、英文で書いてたのがダメだったので、知り合いに中文訳してもらいました。

知人の翻訳ですが、省庁に出す文書なのにドッキリマーク「!」って良いのかな???
・・・という事は、お願いしてる身でちょっと言えませんでした。
まあ、その知人は会計事務所経営者なので分かってて書いてると思うのですが・・・。

まあ結果、CITECもらえたから良かったし。
そして郵送後、まるまる1週間かかったよ。
これがCITES輸出入許可証(4枚綴り)。


事務局の場所:

広東省林業庁は2つの隣接するビルに別れていて、目指す事務局『国家濒危物种进出口管理办公室广州办事处』は向かって右側の、「広東省林業庁」と門に書いてある方に入っています。

私が到着した木曜日の午後2時過ぎには正面の門が閉まっていて入れませんでした。
うろうろしてたら警備員らしき人が出て来てくれて、隣で入館手続きしろ、と。

ということで、先ずは 左側の林業庁政務服務中心ビルの一番右の小部屋(画像の赤丸印に入って入館証をもらいます。(手続きには住民カードやパスポートなどのIDが必要です。)

入館証を持って、林業庁正面の門が閉まっている場合は、服務中心のビルとの間に、隣のビルへ入れる門(画像の赤矢印の部分)があるので、そこから隣のビルの敷地に入ります。

広東省林業庁ビル入り口の左手にある受付窓口に、入館証を提出。
事務局へは向かって右手の廊下を進んでトイレを通り越したところに階段があるので、2階へ。
廊下に沿って奥へ行くと、「国家濒危物种进出口管理办公室」の看板が見えます。
手続きする部屋は233号室です。

しつこいようですが、これは 2019年3月現在 の情報です。
たまに部屋番号や電話番号が変わったりするので要注意。

『国家濒危物种进出口管理办公室广州办事处』
地址:广东省广州市中山七路343号、233房
邮编:510173
电话:020-81956276

私たちが事務局に到着したのが丁度昼休み中だったようで、233号室へ行ってみたらドアは施錠されてるし、ドアをノックしてもドアの外から電話かけても誰も出ない😢。
しばらくドアの前で待ってたら2時半にようやく一人戻って来たのですが、食後早々だったからか、始終投げやりな感じでした。
どうやら午後の受付は14:30 からのようでした。

🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱

ということで、この日は事務局まで出向いたのに結局書類が揃わず、申請出来ずに退散。

折角広州まで来たのに申請できずに帰るのはもったいないと、付いて来てくれた知人が、二胡の店に行ったら何か手助けしてくれるかもしれないから店に戻って聞いてみよう!と言ってくれて、購入した楽器店へ戻りました。

でもって、そこからが大変な仕事になるのであった・・・

続く。(続きはこちら

2019/03/24

二胡を求めて 広東省!

今回広州で購入した二胡
一年ぶりの中国大陸です。
今回は毎日新しいことばかり、とても忙しくストレスも多かったですが、その分いつもより充実してた気がします。

忙しくなった最大の理由は、自分用の二胡を買ったからなんですけどね。
二胡を求めて珠海、中山、広州を行ったり来たり。
通訳のために付き添ってくれた齢82の母と都会に行くのが嫌いな現地の知人には大感謝。

そんな二胡を求めて50里強の備忘録を綴ります。


まずは、我が家がある広東省中山市の、商業中心地である石岐[セッケイ]を訪問。
家からは30km弱。結構遠いです。
途中ガソリンスタンドで給油。

ガソリンは地元町の三郷[サムヒョン]よりもお隣の町の方が安い。
それでも日本より若干安いくらい。

石岐に着いたのはちょうどお昼時、いつもお世話になっているワンタンの美味しいお店へ。
毎回中山へ来るとまず、100個単位でここのワンタンを買って10日間くらいかけて毎朝食べるのが亡き父の習慣でした。
今回はお持ち帰りでなく、店でワンタン麺を食べます。
プリプリワンタン、おいしぃ〜〜〜。
でも麺は普通です。

ご飯の後は二胡を求めて民族芸術エリアへ。


レトロとなった時代の名残がそこかしこに見られます。

このような長いアーケード付きの建築物も多数あります。
ちなみにここは、中山市石岐区太平路。

いいなぁ、うちの方は田舎の農村なので、こんな文化的で素敵な雰囲気の道はないんですよね〜。
(歴史的アンティーク村はあるのですが)

歩道のレンガ。お花パターン。

ここで、中山市内では初のタクシー&路線バスを経験。
なんと、中山に家を持って20数年の間、ここでの移動手段の車両は、自家用車と知人の単車以外 乗ったことがなかったのでした!

結局 知人の車と公共車両で移動して楽器屋を2件はしごしたにもかかわらず、私好みな二胡には出会えませんでした。
残念・・・。

🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵

次の日、中山では気に入った二胡が見つからなかったので、広州まで行くことに。
無理やり(でもないけど)都会が嫌いな知人に車で連れて行ってもらって。

すごいスピードで高速を飛ばしますが、高速道路出口で渋滞にはまって目的地である楽器通りまで2時間半かかりました。
広州市内までは 家から100km。結構遠いです。

広州市に入ると面白い建築物が目立つようになります。

通称、『广州圆大厦』、円ビルと言うそうです。
2017年に名誉ある醜陋(ブサイク)建築第一位にランクインしたそうで。
設計はイタリア人建築家で、プラスチック取引所が入っているらしい。

さて、目指すは越秀区にある二胡や民族楽器店が並ぶ「大新路」。
電車だと、地下鉄2号線と6号線の海珠広場駅が最寄りです。

大新路の歩道。


右側も左側も ”琴行”が多く、どこに入ろうか悩みます。

大新路の入り口に近い『八音楽器廠』に入ってみました。
老板の麦先生もスタッフのおばちゃん達もとても気さくでいい人達でした。
そしてめでたくこのお店で結構自分好みの音色に近い二胡をゲットしてウキウキです♪♪♪

この後、怒涛のやりとりが待っているとはつゆ知らず・・・。

怒涛の内容にご興味がありましたら、こちらへどうぞ⬇️。
CITES手続き
CITES苦労物語


後から知りましたが、大新路から西側周辺は、東京でいう浅草橋や御徒町一帯と同じ、繊維皮革装飾や、ジュエリーの問屋地域でした。
どうも血がさわぐと思ったら、宝飾業界にいる私にとってはファミリアな空気を漂わせる地域だったと・・・。


さて、帰りの高速からのショット。
空気がもわっとしてます。
そして、夕日がとても大きくて明るいオレンジ色。(雲に隠れちゃってますが・・・)
♪ギンギンギラギラ 夕陽が沈む〜♪

最後は、鉄塔の集合で。
広大な土地に、遥か奥の方までたくさんの高圧鉄塔群。
大陸ですね〜。


おまけ🐖🐖🐖🐖🐖

夕飯は豚肉チャーハン。
豚は朝、市場で取れたてシメたてを調達。
でも豚のスキンにはお乳も付いていて、まあ、ステキ。 不気味・・・。
ここでは昔ながらの自然に近い生活習慣を体験できます。