2017/02/24

中国茶市場(中山市において)の流行

我が家のガラクタコレクション

中国は広東省中山市にあるもう一つの我が家を3年振りに訪問した際、中国茶葉と茶器の店舗を集めたお茶市場、華通行茶葉市場にある馴染みのお茶屋、清风茶叶有限公司で中国茶を買い込んできました♪
華通行茶葉市場
ちょうど地元産という小青柑を乾燥させて普洱茶を詰めた団子状の加工茶があったので試飲したところ、これまた桔の良い香りと、何煎か後に来る普洱茶のまろやかさが贅沢で、即買いいたしました!
新会特産 小青柑生晒
後日ネットで調べたら、ここ数年で人気が出た商品のようで、さらに地元中山の隣にある新会地区の青柑で作ったものが最高級品だそうで。
(ただし最終的には中の普洱茶の質で左右されますので、悪しからず)

飲み方は・・・
蓋碗や急須に入れる
熱湯を注いで1~2度洗茶する
熱湯で淹れたら茶海に落とし、それを茶杯に注いででお飲みください
以上。


そしてこの三年の間に、中国の中規模都市でもお茶サービス業界が色々と発展しておりました。

まずレストランで気づいたこと。
今回訪れた超地元系レストランもホテル・高級系レストランも、結構な確率でテーブルにはお茶用の卓上湯沸かしが設置されている。

さらに、自分でお茶を入れることができる「工夫茶」を楽しめる工夫茶セットを用意しているレストランが増えたこと。
各テーブルの工夫茶セット:茶盤、茶壺、茶海、茶杯、茶托、茶こし、そして煮水器セット


レストラン業界も文化的民度の向上をはかるためか、中国茶をより良く広める為か(←これは違うかな?)、色々と工夫を凝らしてしのぎを削っておりました。


中には、見せかけのおしゃれで卓上に素敵なデザインのティーポットをのせておいて、お客が座るとその素敵ポットは引っ込められ、代わりに普通のやつが置かれるという所も。 この時の残念感がなんともいえず・・・。
最初はこの素敵ポットが置かれていたが・・・
着席するとこの普通のポットに代えられる


スマートになった給水器
それから、お茶屋便利ガジェットの発展も。

さすがに世界一のお茶大国だけあって、お茶屋ガジェットは最先端の技術というか、さすがな発明品が色々と。

今回見たものの中で一番素晴らしかったのは、自動給水湯沸かし保温器。
歯医者さんの口をゆすぐ機械でコップに自動的に水が溜まる仕組みと同じく、ポットを乗せると自動的に適量の水が注がれ、さらに自動的にお茶の適温に沸騰・保温する機械。

自動給水・沸騰・保温器セット
そして多くのこのセットにはケトルの横に湯をはった鍋を保温しておく場所もあり、茶杯や蓋碗を温めておくことができます。(画像のステンレス鍋がそれ。)

これがあれば、デマンディングな試飲客があれやこれや試飲してる最中にお湯が切れることもじっと沸騰を待つこともなくサービス出来る。

この機械、元職場の茶館に取り入れたらいいのではと・・・な〜んて、余計なお世話ですよね。
じゃんじゃん♪