2012年の映画『スノーホワイト』を初めて観ました。
一般の『白雪姫』の物語とはアプローチの異なる内容で、ちょっと驚き。
かなりのダークファンタジーです。
そして、「え?ジブリのパクリか?」と思わせる場面がいくつか。
それは物語の中盤。
スノーホワイト(以下、スノー)が森の中で小人達と行動を共にしている時。
御一行様が妖精の住む森の中をズンズン進んでいくと・・・
水辺の真ん中に大きな老木と、その下に、シシ神様現る😮!
実写版『もののけ姫』かい!?
ネット上ではこれを突っ込む人が結構いました。
こちら、本物のシシ神様。
その後物語は、スノーが毒リンゴを食べて絶命。
リンゴを差し出したのは、幼馴染でスノーに恋をしているウィリアム。
・・・に化けた、スノーの継母である魔女のラヴェンナ(演 シャーリーズセロン)。
スノーを殺し、邪悪なカラスになって飛んで城に戻るとともに倒れこむのですが、その姿が『ハウル』でした。
まさに、ハウルがサリマン先生の攻撃と戦う為に変身する、黒い鳥のようなバケモノ。
戦い疲れて倒れ込んでいる姿、まんま、それです。
黒いドロドロした感じの物体になってるのとかも、『ハウル』に出てくるサリマンの手下とか、ハウルの絶望時に、身体がドロドロヌルヌルした液体になって行く感じと似てる。
実際監督は、映画制作の為にジブリ映画等をリサーチしたらしいです。
そういえばジブリとは関係ないのですが、クライマックスの白雪姫が生き返るおなじみキスシーンには衝撃!
だって、王子様じゃないんですよ、生き返りのキスの相手。
おとこやもめの狩人のおっさんですよ。
(いや、実際は20代後半〜30代位だと思いますが、スノーからするとかなりのおっさん)
幼馴染のウィリアム(一応、王子様)を差し置いて。
ちなみにウィリアムは、森の中でリンゴを食べて倒れたスノーにキスをしたにも関わらず、彼女は息を吹き返しませんでした。
スノーだって彼のことはまんざらじゃなかったのにねぇ😅。