さてさて、今年も干し柿作りの季節がやってまいりました。
本格的に作るようになったのは去年からなのでまだペーペーの域ですが、気候などの条件が合えば簡単にうまく出来てしまうのです。
さあ、今年も張り切って美味しく作るぞ〜。
ということで、昔ながらの干し柿の作り方をここに載せておきます。
用意するもの:
*ヘタの部分をT字に切ったシブ柿
*吊るし紐(ネットでも「干し柿用紐」として売ってます)
あとは必要に応じてハサミとか、吊るす場所によってはS字フックとかetc.
以上。
今年は70個程作ります。
いや、最後に数えたらちょうど90個でした。(10/19談)
いや、最後に数えたらちょうど90個でした。(10/19談)
では早速作ってみましょう。
1)柿は肢を残して皮を剥く
2)剥き終わった柿を紐に掛ける / 結ぶ
より紐の場合、下の画像のように ねじれてる紐と紐の間にヘタを通す
3)沸騰したお湯にサッとくぐらせ、殺菌消毒する。
4)陽の当たる風通しの良いところへ干す。湿気、雨や露を避けること。
また、紐と柿のボディーができるだけ密着しないよう 気をつけましょう。
我が家は軒があまりないので、物干しポールに吊るして夜や雨の日は屋内に取り込みます |
5)ひたすら干し続ける。
6)第一回 モミモミ タイム
干してから1週間後位、表面が乾燥したら、柿全体を揉む。
両手親指で均等にモミモミします。これにより、甘さが増します。揉み方が強過ぎるとはじけてしまうので気をつけながら、表面が壊れないよう、全体を均等に揉みましょう。
※ 素手揉みはカビの原因になるので、ビニール手袋などの着用後、焼酎などのアルコール等を付けてください。
7)第二回 モミモミ タイム
第一回目より2〜3日程経ってさらに乾燥してきたら、二度目の揉む作業。
前回同様、全体を均等に揉んでください。
8)その後2週間ほどで出来上がり。
甘さ印の白い粉を増やすには、取り込んだ柿を新聞紙や藁に包んで涼しい場所に置きましょう。
甘さ印の白い粉を増やすには、取り込んだ柿を新聞紙や藁に包んで涼しい場所に置きましょう。
できあがり。白い粉の量や硬さはお好みで。(この画像は2015年成作分) |