2022/12/19

秋のバラ

我が家の四季咲きバラの、秋の開花の様子です。

中でも勢いよくシュートを伸ばしてくれたバスシーバは、5月には1m弱しかなかったのにあっという間にパーゴラの天井(190cm位)まで届きました!
そして地上170cmくらいの場所で大きな花を咲かせています。

5月にはこんな状態だったモーヴァンヒルズが・・・
再起復活して花を咲かせてくれて、嬉しくて涙が出そう!

初夏にはまだ花がつかなかったグリゼリの初開花!
蕾もたくさんついて、1週間後にはどんどん咲きだします。
蕾はくすんだ乳白色に薄茶と薄ピンクの混じった様な色が見えます。
そして開花すると、この様なアンティーク調の色になります。

開ききるとこんな姿になります。

そして、アンティーク調のバラは、霧がとてもお似合いです。おしゃれ〜。

レイニーブルーも落ち着いた紫色でいい感じ。
レイニーブルーは育ちが早いと聞いていましたが、思いの外伸び悩んでいるところに、なんかよく分からない虫が下葉に卵を生み付けたらしく、それが孵化して大量の小さ〜な幼虫が葉を食い尽くしてしまいました。
おかげで下半分の葉が無くなってしまい、さらに伸び悩み・・・。

夏にお迎えしたザ・シェパーデスが、10月に入って秋の開花が始まりました。
ザ・シェパーデスは、ちょっとした光の具合で花びらの色が違って見えます。
夏の花は黄色っぽい色合いでしたが、今回は明るい曇りでは薄〜いピンク。
そしてピンクパールの様な花びらがとてもノーブルで素敵です。

直射日光の下ではアプリコット色が鮮明になります。
シルキーな薄ピンクの外側から内側に向かってアプリコットのグラデーション。
ウットリです。綺麗でしょうがない!お陰で毎日のように写真を撮りまくってしまいました。
デッキで鉢で育てると、虫も病気もほとんどなくて良いですね。
来春に地植えする予定なんだけど、このまま鉢で育てようかな〜、と迷ってしまいます。


最後に、今秋のパーゴラの右側5本の様子を。

そしてこの冬の雪囲い。
この冬も雪が多い様なのでちょっと心配ですが、来春には何事もなく冬眠から覚めてくれる事を願って。
それではバラさん達、おやすみなさい。

2022/11/09

9月の庭


ありゃりゃ〜、遂に2ヶ月ビハインドの更新です。
庭がどんどん整ってくると毎日の様に庭の写真を撮りまくって、その挙げ句、ブログに載せる画像の選択にすごい時間を費やしていまして・・・(←言い訳デス)

さて、今回はエリアごとに時系列で9月の植物をご紹介。

まずは、母の管轄である『超ワイルドガーデン』に生えてきたワイルド・アンジェリカ。
9月1日
超ワイルドガーデンは、素敵な山野草が生えてきてもすぐに鹿に喰われて無くなってしまう残念な場所。
結構珍しい植物が生えてくるので、去年の秋 遂に母が業者に頼んで鹿避けの柵を設けました。
するとどうでしょう!
今年になってこのアンジェリカをはじめ、こんなの見た事なかったよっていう植物がいろいろと現れてくれましたよ〜〜〜!

アザミによく似たタムラソウもそのひとつ。
9月1日
9月1日
アザミは葉がトゲトゲしていますが、このタムラソウの葉は鋸形をしていません。

あと、よくわからないブッシュ系の花の蕾もかわいらしいです。
9月1日

これはシロバナ・ホトトギス。20年ほど前に植えた園芸種のホトトギスです。
9月19日
9月19日
ホトトギスも鹿の鉱物。去年は1枝だけ生き残り開花しましたが、今年は業者さんのネットのおかげで枝が2本に増えました。(たった2本でも嬉しい)


玄関先の石垣の隙間からヒョコヒョコと生えてきたワイルドギボウシは、放っておくと鹿に喰われてかわいそうなので、私の『山野草エリア』に移植しました。
お引っ越し先でも元気に育っている様です。
9月5日
ギボウシの足元に咲いている青い花は野生のツユクサです。

9月中旬になると、『山野草エリア』では秋のキク科の花たちがどんどん咲き出します。
9月19日
手前の黄色い花は初夏から咲き続けているミニコスモス。
その奥に控えているのがノコンギク、宿根アスター(アンレイズ)、アスター・レディーインブラック、アスター・プリンス。
裾にはグランドカバー的に源平小菊を植えています。

9月19日 アスター・レディーインブラック
9月21日 満開のアスター・レディーインブラック
9月19日 宿根アスター・アンレイズ
9月26日 花が赤くなったアンレイズ

この時期、ミニコスモスとノコンギクの中間には、背の低いルリマツモドキが咲いています。
9月26日
9月26日
花の色は濃い青色ですが、花が落ちたガクの部分は赤く色づいています。
9月26日

源平小菊は、山野草エリアから『ホワイト・ピンクセクション』までカバーしています。
こちらは『ホワイト・ピンクセクション』の花壇に植えてある源平小菊。
9月19日

ハーブ花壇の『魔女の円庭』では、なんと植え付け4年目にして初めてオレガノ・ヘレンハウゼンの花が咲いたよ❣️
9月2日

これは害虫被害に遭って花びらが落ちたエキナセアのヘッド。もうかなり枯れていますが、これはこれでカッコいいですね。今流行のスパイクタンパクっぽいですが😅
9月14日
残りのエキナセア、その他のハーブたちも徐々に枯れて来ました。
9月19日
エキナセア・グリーンツイスターとラムズイヤーの枯れ進む状態。色が素敵です。

芝生に面した『ホワイト・ブルーセクション』のデルフィニウムは、我が家では9月になると再度咲き出します。デルフィニウムの後ろにチラッと見える白い花はガウラ(白蝶草)です。
9月5日

ホワイト・ブルーセクション花壇の端には芝生庭とのボーダーアクセントとしてぺニセタムを1株、その通路を挟んだ隣にはカラマグロスティス2株を植えています。
植えて2年目の今年はかなり大きな株に成長しました。

雨が降った後の霧がかった中で、カラマグロスティスの横の黄色いリグラリア・ミッドナイトレディが満開です。
9月8日
カラマグロスティス・ブラキトリカ
ぺニセタム・モードリー

ホワイト・ブルーセクションの方から見ると、ぺニセタムとカラマグロスティスが丁度重なってカッコよく見えます。
9月19日
ぺニセタムの穂はよく見るとシブい赤色をしています。
ぺニセタム・モードリー
一方 カラマグロスティスは、遠目には乳白色に見えますが、よーく見ると一つ一つの花殻は薄ピンク色をしています。
カラマグロスティス・ブラキトリカ

カラマグロスティスの横のリグラリア・ミッドナイトレディが大きく成長して、インパクトのあるかなりカッコ良い存在になりました。
9月18日

リグラリアの横はダリアを植えています。今年はご近所さまからダリアの球根をたくさん頂いたので、結構キツキツに植えてしまいました。そのせいかどうかわからないけど、なんか発育がイマイチ。どれもヒョロヒョロです。
9月29日

『ホワイト・ピンクセクション』に植えているワレモコウが花穂をつけ始めました。
こちらは可愛らしいグラデーションになった花穂。
9月19日

『岩壁セクション』ではフロックス・ブラインドライオンの花の色が濃くなってきました。
9月19日
9月19日

岩壁セクションのシェード部分では、ギボウシのパラダイスアイランドが花をつけています。ずいぶん遅い開花で、多分我が家のギボウシの中でこれが最後の開花でしょう。
9月19日

1週間後、このギボウシの真上にあるツリバナの実が弾けていました。
9月26日

最後は、お隣さんとの境界線である『シェードガーデンセクション』。
下界より1ヶ月以上遅く開花するアナベルが、ようやく枯れ始めてきました。
9月19日
9月19日
画像左の赤紫の花はヤマアジサイ・甘茶です。こちらもなかなか花が散りません。

今回も長編になってしまいました。
ここまで見てくださった皆様、どうもありがとうございました。

では、また!