今年のお正月には、伯母のお下がりのレトロな幾何学模様の柄の着物を着てみました。
柄は祖母のチョイス。
一見派手で難しい柄と思ったのですが・・・
袖を通してみると、なかなかしっくり。
思いの外落ち着いて見えます。
でも柄をじっと見ると目がチカチカしてきます。
ところでこの半襟、実家の押入れの奥から出て来た端切れです。
なんと私が4才の時に近所のおばさんが作ってくれたワンピースの布地。
色もシボもいい感じだったので、めでたく半襟に採用となりました。昔の写真なので色が飛んでしまっていますが、実際はコーラルピンクです。
そして先日は、昔の仕事場で一緒だったお友達とお着物デートが実現しました。
彼女は着付けの師範でもあります。
そんな友人に会うので、笑われない様に一生懸命着付けしました。
今回選んだ着物は絣のお召しです。
祖母のお下がり。
おっと、たれが曲がっていました。お見苦しくて申し訳ない。
夜は寒くなりそうなので、絣様の道行も。
祖母の選ぶ柄はちょっと面白いデザインのものが多いのですが、これも一見シンプルに見えて実は凝った柄なのですね。
絣の入り方が左右で 細↔︎太 に変化しています。
そして所々に赤と黄色の糸が縦にS字に織り込まれています。
特に黄色の糸はよく見ないと分からないほどさり気なく入っています。
さて、友人のお着物は、今流行りのデニム生地。
しかも、鎌倉の児島ジーンズ。
今風のスタイリッシュな着こなしは、さすがです。
私もこのような粋な着付けに憧れます〜。