2017/04/02

川とお花見(花見クルーズに思ふことあり)

現在、東京の我が家の前にあるサクラ・スポットは5〜7分咲き程度。

ここは誰もが知る東京の有名な花見スポットの川なのですが、この10年で花見の方法が進化(?)してきております。


10年程前から、この時期の週末になると、朝からボワンボワンとお花見遊覧船のエンジン音が響いてきます。
この花見クルージングがかなり流行っているようで、年々稼働する船の数が増えています。
最初は1日に2本程度だったのが、今では数分ごとに行ったり来たり。
船の大きさも様々。20人ほど乗れそうなものから、クルーザーや4人乗りほどの個人ボートみたいなものまで。

最初はボート、お次はジェットスキーが現れるようになりました。そして今年はカヤック人口急増です。
あらゆる乗り物が走行中。ここはテーマパークかい?
 そしてジェットスキーもカヤックも右側一列走行がルールのようです。
(船は中央走行?)


ジェットスキーは数台でグループツーリングするスタイルのようで、初期の頃は護岸にエンジン音が響いてうるさかったのでした。

ジェットスキーヤーはその後、環境学習したのか上からお達しが出たのか、エンジンをふかして走行することがなくなり、現在では波の音しか聞こえないほど静かになってくれました。

因みに下の画像は5年前。このころは集団で横広がりに、波しぶき立ててかなりのスピードで走っておりました。
 
画像を比べると、ジェットスキーヤーのマナーの向上がよくわかりますね〜。

・・・それにひきかえクルージング船はというと、相変わらずエンジン音が響くし、その数も増える一方だし・・・

節操ないですね〜。


さて、節操ないといえば3年ほど前から、船から橋の名前と高さがわかるように、各橋の渡りに何とも残念な橋名バナーが付けられてしまいました。
 

形状とか色とかフォントとか、どうして上品なデザインにしてくれないんだろう。
機能的且つシンプルにすれば良いってものでもありませんよね。
まあ、キャラクターや変な絵が描いてないだけマシですが・・・。

それにしてもこれだけでも景観が醜くなること、お役所の方々はどうして気づかないのでしょうか・・・。
こんな些細な事からきちんと、美しくしてもらいたいものです。
東京オリンピック開催されるんだしさ。

本日のオマケ