今回の作庭で一番やりたかったのは、ずばり、芝生の庭エリアを設ける事。
晴れた日に、芝生の上で中国茶を包茶して美味しいお茶請けと一緒にいただくとか。
好きな花の咲く爽やかな空の下でうたた寝するとか。そんな優雅なひと時を味わいたいがために、頑張って芝生の庭を作りました。
施工したのは業者さんだけどね。
作庭案 完成予想図 |
いらない木や弱っている木を伐採、芝張り部分を整地中 |
作庭用に敷地内から掘り起こしてもらった岩を積んで2部とのボーダーを作り、2部はその下を70cmほど掘り下げ30㎡ 位の平面にしてもらって、そこは種から発芽させて育てる撒き芝とします。
斜面なので張り芝にした |
撒き芝の種 |
芝生を張ってくれる業者さんは、ゴルフ場を始めバラクラ・イングリッシュガーデンの芝生も担当する、地元の芝博士。
良い芝、良い目土の砂、良い肥料。どれも自分では用意できないこだわりの材料で施工してくれます。
が、しか〜し、なぜかいつまで経っても芝生が綺麗に生えそろわないじゃぁないですか!
6月28日現在の様子(2021年) |
発芽していないところに追加で種を撒いてもらいました。
6月28日(2021年) |
さらに2週間後、フサフサに伸びてきましたがハゲてるところが目立ちます。
芝の成長真っ盛り時期に突入。しか〜し、アバタは目立つばかり。
結局何故こうなるかというと、土壌の問題です。(私は最初からわかってましたが)
折角砂を敷いてくれたのに、またもやモグラ塚出現。どうやらここはモグラの定番の出入り口の様ですね。その後も現在までずっと塚が出来続けています。
沢山あるあばたの様な白い丸は、雪解け後の多湿でカビが生えている部分です。
薄い色になっている部分を引っ掻いてみると、ボロボロと剥がれてしまいます。根が全く張っていなくて枯れています。
ほとんどの種が発芽して7cm位の長さになったので、刈り込んでみました。
7月13日の様子(2021年) |
モグラ塚まで出現 |
ハゲている部分はすなわち、粘土状の硬い土が露出しているところだったのです。
粘土状の粘った硬い表面には種が定着しません。発芽しても、根は張りません。
どうして種を撒く前に柔らかくて綺麗な土を表面に敷いてくれなかったんでしょうね。
さらに、元気だった芝までカビが生えて枯れてきてしまった。
8月16日(2021年) |
結果、撒きなおしをお願いします。ハゲ部分は粘土状の表面をガリガリ引っ掻いて、土目用の砂もしっかり撒いていました。
私の留守中に工事しに来たので土の問題を業者さんに伝えられなかったのがなんとも残念。
9月23日(2021年) |
下の画像は、秋も深まった芝の様子。1度目の撒き芝(薄い黄緑の部分)と2度目の新芽(濃い緑の部分)と芝が無く砂だけの部分でマダラ模様の庭。
以前より少しはマシになったけど、相変わらずハゲてる場所が多々あります。
冬も近いので、1度目の芝やスロープ部分の張芝はすでに色が変わってきています。
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新年度、70cmも積っていた雪がやっと全て溶け、おはようございます!
4月6日(2022年) |
・・・と思ったら、これです。
4月28日 あばたが酷すぎ! |
5月17日(2022年) |
成長期になってもこの通り。相変わらずワジの様になってます。
6月6日(2022年) |
待てど暮らせど一向にハゲが治りません。
7月8日、芝の生育絶頂期を過ぎてしまいましたが、あまりにも酷いのでまたまた業者さんに種を撒きなおしてもらいました。(今回も私のいない時に来てくれちゃいました。)
砂を運んでは均し、砂を運んでは均し・・・。
7月11日(2022年) |
9月19日(2022年) |
本当はまだまだハゲてる部分があるけれど、刈り込むと案外目立ちませんね。
今回も思ったんですが、なんで種を撒く前に地面を満遍なく耕してくれないんだろう???で、それを業者さんに注意したいのに、私がいないときにばかり来るからねぇ・・・。
9月19日(2022年) |
10月3日(2022年) |
10月4日(2022年)奥の方の芝生がみっしり生えそろっています。ここは元々、良い黒土が下地になっているので、きっとそのせいでしっかり育っているのでしょう。 |
10月4日(2022年) |
さて、去年の春から今までで4度の改良と種撒きをかさね、なんとか見られる芝生の庭になってくれました。
ハゲに悩まされているあいだに、スロープの張芝には苔がはびこって大変になっています。
来年の課題は苔と根張りです。
青い芝生の庭にするプロジェクトのTo Doリスト作っとかなきゃね。
青い芝生の庭にするプロジェクトのTo Doリスト作っとかなきゃね。